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KDDI、AAC/320kbpsの高音質配信「着うたフルプラス」を開始
KDDIがHE-AAC/48kpsからAAC/320kbpsへと音質を高めた「着うたフルプラス」を開始。価格はほぼ据え置きの見込み。
KDDIは12月8日、音質を高めた音楽配信サービス「着うたフルプラス」を12月中旬より開始すると発表した。コーデックにAACを採用、ビットレートも320kbpsとすることで、これまでの「着うたフル」(コーデックはHE-AAC、ビットレート48kbps)以上の音質を実現する。
対応端末は現在のところ、秋冬モデルとして発表済みの「W65T」と同日発表の「Walkman Phone,Xmini」の2機種のみだが、KCP+採用機種については順次対応する予定。
配信サイトについては、烏龍舎やエイベックス・マーケティング、エムアップ、ゼット、ソニー・ミュージックネットワーク、ダイキサウンド、ドワンド、ハドソン、レーベルゲート、レーベルモバイル、ワーナーミュージック・ジャパン/エキサイトらが2009年1月下旬より提供開始する予定。
2008年秋冬モデルでは「W65T」と「Walkman Phone, Xmini」が対応する(写真=左)、対応配信サイトは2009年1月下旬よりサービス開始予定(写真=中)、PCでのバックアップやウォークマンへの転送にも対応する(写真=右)
1曲あたりの価格は「ほぼ現在の着うたフルと同価格帯」(同社コンシューマ事業統轄本部 コンテンツ・メディア本部長 雨宮俊武氏)になる見込み。1曲あたりのデータ量は10Mバイト程度になり、演奏時間の長い楽曲については256kbpsでの配信となることもあるという。
DRMの運用ルールについては基本的な変更はないが、コーデックが変更されているため、PCソフト「LISMO Port」は新提供のバージョン3.0、HDDミニコン「ネットジューク」にもソフトウェアアップデートを行う必要がある。
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