日本電気は12月9日、NECグループの全社員を対象に携帯電話を活用した健康増進サービスを開始したことを発表した。
NECは2008年度から、国の医療制度改革への対応やメタボリックシンドローム削減を目指して、健康維持・改善活動「NECヘルスイノベーション21」を実施している。今回、携帯電話を活用した健康増進サービスを導入することで、同活動の推進を図る。
携帯サービスでは、NECモバイリングが運営するASPサービス「健康手帳 Cナビゲーター」を利用。社員は食事摂取データや運動データを入力することで、生活習慣の改善に必要な運動や食事の情報を入手できるようになる。携帯サービスで記録した情報は、特定フォーマットに出力して特定保健指導の支援ツールとして活用できる。
なおNECモバイリングは、この取り組みで利用している健康手帳 Cナビゲーターの販売を開始する。携帯3キャリアに対応しており、月額利用料金は500人で5万円から。
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