調査リポート
リサイクルでケータイを手放すのは「悲しい」 2割超に
アイシェアが、携帯電話のリサイクルに関する意識調査の結果を発表。6割が機種変更時に古い端末を持ち帰るといい、2割超が「端末を手放すのは悲しい」と回答している。
アイシェアは12月18日、「携帯電話リサイクル義務化に関する意識調査」の結果を発表した。調査は11月1日から同3日まで、同社の無料メール転送サービスCLUB BBQの会員を対象に実施したもので、有効回答数は433人。
調査によれば、携帯電話の機種変更を行う時、古い端末を「必ず持って帰っている」人は61.0%、「場合によっては持って帰る」人は25.4%で、合わせて86.4%の人が「持って帰る」と回答している。
携帯リサイクル回収の義務化については、「どちらかといえば反対」が15.9%、「反対」が26.3%。これに対して「賛成」は13.2%、「どちらかといえば賛成」は21.2%で、反対派が42.3%と賛成派の34.4%を8ポイント上回った。
携帯端末を手放すことについてどう思うかという問いには、22.4%が「悲しい」、47.1%が「ちょっと悲しい」と回答。合わせて69.5%が悲しいとしており、使い慣れた端末に愛着を持つ人が多いことが分かった。なお性別、年代別では、女性が78.6%、30代が75.3%と、「悲しい」「ちょっと悲しい」とする人が多かった。
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