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ドコモの「Vライブ」で誤課金――10カ月間で約9000件

ドコモは、映像配信サービス「Vライブ」に、コンテンツが試聴できなかったにもかかわらず、課金されてしまう不具合があったことを発表した。期間は2007年9月20日から2008年7月3日までで、想定金額は約24万円。

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 NTTドコモは1月13日、テレビ電話機能を利用した映像配信サービス「Vライブ」において、コンテンツが試聴できないのに課金していたことを発表した。対象ユーザーには相当分の料金を返還する。

 誤って課金していたのは2007年9月20日から2008年7月3日までの約10カ月間。Vライブサーバにハードウェアの不具合が発生して一部視聴できない状態であったにも関わらず、ユーザーに課金されていた。システム改善は2008年7月3日に実施しており、再発はしていないという。ユーザーからの問い合わせ件数は、1月12日段階で0件だった。

 誤課金の対象となったと思われるVライブの利用件数は約9315件で、金額にして約24万3912円分。ドコモは、1983件(5万1912円分)について誤課金の対象として確定、残り約7332件(約19万2000円分)も誤って課金されたと想定している。

 2008年4月13日から2008年7月3日については、Vライブの利用記録が残っているため誤課金の対象ユーザーを特定。2009年1月請求分(12月利用分)から通信料金を減額することで返還するとともに、請求書のお知らせ欄にて通知する。また、すでに解約しているユーザーについては、個別に対応する。

 それ以前、2007年9月20日から2008年4月12日までに誤課金されたと思われるケースについては、利用記録が残っていないためユーザーからの申告により利用状況を確認し、確認が取れ次第、対象分の通信料金を返還する。

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