“演奏”できるタッチパネル搭載、「ペンギン」と「ミジンコ」も登場――「CA001」
カシオ計算機製の「CA001」は、auケータイでは初めてタッチパネルを搭載するモデル。ビューアスタイルでAV機能やカメラをタッチ操作できるほか、タッチパネルを使って楽器を演奏できるアプリ「Touch Session」も新たに搭載した。人気のペンギンとミジンコも新たなグラフィックで登場する。
auでは初となるタッチパネルを備える「CA001」は、ワンセグやRun&Walk、カメラ、PCサイトビューアーなどをタッチで操作できる。
タッチパネルを生かした新感覚のアプリ「Touch Session」も搭載し、ヤマハの楽器エンジン「Mofiano」により、世界中の楽器をタッチ操作で演奏できる。これらの楽器でセッションして楽曲を作り、さらにSMAFファイルに保存して着信音に設定することも可能だ。楽器はピアノ、ドラム、エレキギター、ベースといったメジャーなものから、インドネシアのガムラン、アフリカのカリンバ、日本の琴まで、全11種類の楽器を用意する。
モーションセンサーにより、Touch Sessionでは端末を振ることでマラカスの音色を奏でられるほか、ワンセグやLISMO Video視聴中には、本体の向きに合わせて自動的に画面の縦横表示が切り替わる。
ディスプレイは3.1インチのフルワイドVGA液晶を採用。ワンセグは映像のフレームレートを30コマ/秒に変換する「なめらかモード」や、番組に合わせて好みの色味を選べる「カラーマネージメント」を搭載。カメラは500万画素CMOSを備え、人物の顔を見つけてピント合わせと明るさを最適化させるフェイスフォーカス機能や手ブレ補正機能にも対応する。
歴代のカシオケータイで人気を博した「ペンギン」と「ミジンコ」の新たな素材をケータイアレンジに内蔵するほか、PCサイトビューアー、編集可能なPCドキュメントビューアー、グローバルパスポートCDMA、IrSimple、Bluetoothも利用できる。
機種名 | CA001 |
---|---|
サイズ(幅×高さ×厚さ) | 約50×109×17.8(最厚部19.6)ミリ |
重さ | 約122グラム |
連続通話時間 | 約220分 |
連続待受時間 | 約260時間(加速度センサーOFF) |
カメラ | 有効500万画素(AF、手ブレ補正) |
外部メモリ | microSD(別売) |
メインディスプレイ | 約3.1インチフルワイドVGA(480×854ピクセル)IPS液晶 |
サブディスプレイ | 17×7セグメントLED |
主な機能 | au one ガジェット、LISMO Video、au BOX連携、au Smart Sports Run&Walk、グローバルパスポートCDMA、ナカチェン、ワンセグ、災害時ナビ、EZ FeliCa、EZケータイアレンジ、PCサイトビューアー、赤外線通信(IrSimple)ほか |
ボディカラー | イエロー、ホワイト、ブラウン |
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