ニュース
ソフトバンクモバイル、モバイルWiMAXサービスを検討――UQのMVNOで
ソフトバンク社長の孫正義氏が、モバイルWiMAXを利用したサービスの提供を検討しているとコメント。現在、テストを行っており、7月から始める可能性もあるとした。
2009年3月期第3四半期の決算会見に登壇したソフトバンク社長の孫正義氏が、UQコミュニケーションズのMVNOとして、モバイルWiMAXを利用したデータ通信サービスの提供を検討していることを明らかにした。
すでにUQコミュニケーションズに要望を出しているとし、「7月から始めるかもしれないので、テストを開始している」と孫氏。ただし導入するかどうかの最終決定は、テストの結果や条件面での折り合い次第としている。
ソフトバンクモバイルは2月4日、イー・モバイルと定額制データ通信サービスの提供を目的に協業することを発表しており、3月上旬の定額制データ通信サービスの開始を目指して準備を進めている。
関連記事
- ソフトバンクの2009年3月期第3四半期決算は減収増益――携帯事業は減収減益
ソフトバンクが2009年3月期第3四半期の決算を発表した。連結売上高は前年同期比3.7%減の1兆9822億円、営業利益は前年同期比5.6%増の2746億円と減収増益。移動体通信事業単体では端末の販売台数減少が影響し、減収減益となった。 - モバイルWiMAXで“真のブロードバンドインターネット”を――UQの田中社長
下り10Mbps超の高速通信をモバイルで――。2月26日から始まるUQのWiMAXは、これまでの移動体通信とはひとケタ違う通信速度を実現するサービスだ。同社社長の田中氏は「なんちゃってブロードバンドではなく、外でも真のブロードバンドを楽しめるようにする」と話す。 - 「UQ WiMAX」2月26日スタート──5000人限定で無料サービス、7月1日以降は月額4480円
UQコミュニケーションズは2月3日、モバイルWiMAXサービス「UQ WiMAX」を2月26日から提供すると発表した。6月30日まではお試し期間として、5000人限定で基本料無料、データ通信カードも無償で提供する。 - ソフトバンク、イー・モバイルとの協業で定額制データ通信を開始――3月上旬から
- ニフティ、モバイルWiMAXのデータ通信サービス提供――UQのMVNOで
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.