“100円PC”需要、イー・モバイル端末の人気傾向に少し変化:PHS&データ通信端末販売ランキング(1月26日〜2月1日)(2/2 ページ)
ウィルコム端末はお得な「nico.スペシャルモデル」が好調。データ通信端末は、長らく不動の首位だったD02HWを抜き「D12LC」が初の首位を獲得した。
「D12LC」が首位奪う──“100円PC”用セット端末として人気浮上
データ通信端末は、長らく不動だった「D02HW」がついに首位を明け渡した。
首位はHSDPA 7.2Mbps通信対応のUSBスティック型端末「D12LC」が初めて獲得した。続いて2位に「D02HW」(USB型/HSDPA 7.2Mbps通信対応)、3位に「D21HW」(USB型/HSDPA 7.2Mbps、HSUPA 1.4Mbps通信対応)、4位にNTTドコモの「L-02A」(USB型/HSDPA 7.2Mbps対応)、5位に「D11LC」(USBスティック型/3.6Mbps通信対応)が入った。
今回初めて首位を獲得したD12LCは、中国Longcheer製USBスティック型データ通信端末として2008年9月に発売。下り最大7.2Mbpsで通信でき、本体にmicroSDを差すことでUSBメモリとしても利用できる特徴がある。最近、イー・モバイルの契約とNetbookやモバイルノートPC(人気のVAIO type Pも含む)をセットで割引購入できる、いわゆる“100円PC”用通信端末として選ばれるシーンが増えており、今回の初の首位獲得もこれが大きく寄与したと思われる。
また、UQコミュニケーションズのモバイルWiMAXサービス「UQ WiMAX」の開始日も決まった。月額4480円の定額制で、いわゆる“契約の2年縛り”なし。端末価格もそれほど高価ではないようなので、サービスエリア内の「より高速」「現状と同等かそれ以下の定額料金」を望むモバイルユーザーはすでに今後どうするかを検討し始めていることだろう。本格サービスが始まる7月以降、果たしてランキングの顔ぶれはどう変わるか、今から楽しみだ。
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