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アクロディア、携帯向けUIプラットフォーム「VIVID UI Suite」を発表
アクロディアが携帯電話向けミドルウェアエンジン「VIVID UI」の最新版となる「VIVID UI Suite」を発表。新たにベクターグラフィックス向けAPIのOpenVGをサポートした。
アクロディアは2月16日、スペイン・バルセロナで開催中の「GSMA Mobile World Congress 2009」で実施したプライベートセッションで、携帯電話向けユーザーインタフェースの最新製品となる「VIVID UI Suite」を発表した。リリースは、2009年2月末を予定している。
VIVID UI Suiteは、同社の携帯電話向けミドルウェアエンジン「VIVID UI」の最新版。2Dや3Dによるグラフィクス表現に加えて、新たにベクターグラフィックス向けAPIのOpenVGをサポートし、アニメーションによるグラフィクス表現の幅が広がった。ほかにも、タッチパネルによる操作性を最大限に活かせるようになり、アプリのUIでも高度なトランジション効果やアニメーション効果を利用可能になった。
また、従来はVIVID UIでUIを開発するには、個々に視覚効果の対応をする必要があったが、アクロディアが新たに開発した「Player Environment Framework」と「Action Module」を利用することで、アプリケーションのUI開発を容易に行えるという。
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