慣れると意外と持ちやすい──HD動画対応の「Mobile Hi-Vision CAM Wooo」:荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ(2/4 ページ)
ついにケータイでもHD動画が撮影できる時代になった。他社に先駆けてこれを実現した日立の「Mobile Hi-Vision CAM Wooo」は、どんな映像や写真が撮れるのか。その独特の撮影スタイルと合わせて検証した。
HD動画のクオリティは?
HD Woooで撮れるHD動画は、いわゆる「720p」という規格のもの。1280×720ピクセルの秒間30コマで記録される。音声はステレオ。ファイル形式は3GP2だ。microSDカードのAUフォルダの下に記録される。
実際に撮ってみた映像がこれ。
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一応顔ピタ機能を使ったが、髪で顔が隠れたり顔が斜めになったりするとすぐ見失うので効果のほどは微妙な感じ。動画撮影中でも光学ズームは可能で、ズーミングすると少し遅れるもののきちんとAFも追従するのは立派だ。
色はちょっと浅くディテールも甘いけれども、確かにHD画質で従来のVGA動画とはワンランク違う。HDビデオカメラやHD動画撮影機能を持つデジタルカメラに比べると画質は劣るけれども、きちんとステレオ音声で録画でき、前述のとおり動画撮影中のズーミングが可能、ズーム後もAFが追従する、といった点は立派だ。
続いて、逆光モードで撮影してみた。
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逆光モードだと暗部にデジタル補正がかかったようになるが、顔が暗く写るのが気になるときや明るめに撮りたいときはけっこういいかも。
最後に薄暗いところでマクロ撮影もしてみた。
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近距離でこういうカットをさっと撮れるのはなかなか楽しい。
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