AndroidにモバイルSuicaを入れてみた(3/3 ページ)
7月23日からスタートした、Android版のモバイルSuica。従来のモバイルSuicaとどこが違うのか? そもそもカードではなくおサイフケータイでSuicaを使うと何がいいのか?……本記事では、実際にAndroid端末でモバイルSuicaを使って気づいた点をまとめた。
Android版の新機能は?
Android版モバイルSuicaでは、フィーチャーフォン版アプリと同じ機能が利用できる。上述の通り、ウィジェット機能が搭載されているので、残高確認はフィーチャーフォンよりも素早く行えるようになった。ホーム画面の余白を長押しすると、ウィジェット登録できるアプリの一覧が表示される。そこからモバイルSuicaを選べば、ウィジェットを常時表示しておけるようになる。
もう1つ追加された機能が「クイックチャージ」。といっても、これまでは数字を入力してチャージ金額を決めていたのが、1000円刻みでメニューが用意されているので、タッチするだけで良い、というだけのもののようだ。
ホーム画面にウィジェットを表示しておける。スイカをタップすれば瞬時に残高確認可能(左)。Android版モバイルSuicaのトップ画面。「クイックチャージ」が追加された(中)。1000円単位で用意されたチャージ金額をタッチすると、数字で入力せずに入金できるのちょっとだけクイックだ(右)
本記事ではモバイルSuicaの例を挙げたが、カードとは違い、複数のサービスを1台の端末でまとめて利用できるのがおサイフケータイのメリットだ。現在、決済系サービスとしてはSuicaのほかにもEdy、WAON、iD、QUICPayなどがAndroid対応しているほか(nanacoは2011年中に対応予定)、マクドナルドの「かざしてクーポン」などのクーポン系サービスや、マツモトキヨシ、ヨドバシカメラ、ビックカメラなどの会員証サービスもAndroidで利用できるようになっている。
決済系・会員証系サービスに注目すると、実はおサイフケータイのみで利用できるキャンペーンが多いのも特徴といえる。おサイフケータイで利用できるキャンペーンは、このページで最新情報を確認できる(参照リンク)。
関連記事
- 誠 スマートフォンチャンネル
- 「おサイフケータイでトクをする」最新記事一覧
- モバイルSuicaで新幹線!に乗ってみた(購入編)
今年の3月から始まった、おサイフケータイでだけ使える「モバイルSuica特急券」。携帯から簡単に新幹線のチケットが予約でき、料金も安くなると話題のこのサービス、実際に使ってみたようすをレポートする。 - モバイルSuicaで新幹線!に乗ってみた(9個の疑問編)
モバイルSuicaで東北新幹線に乗ってみた筆者。ケータイ1つできっぷが買えるのは嬉しいが、実際に使ってみると何度となく困る&迷う場面に遭遇した。モバイルSuica特急券でどのように困ったのか? JR東の回答付きで、シーン別に紹介する。 - 4月からも年会費無料でモバイルSuicaを使う方法
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.