トップ10
加熱するMNP合戦 思わぬ影響も(3月19日〜3月25日):Mobile Weekly Top10
ソニー・モバイルの「Xperia acro HD」がドコモとKDDIから発売された。どちらも一括で買えば約6万円だが、MNPを利用すると大幅な割り引きが受けられる。もちろんほかの機種でも、MNPによる値引き合戦が過熱中だ。
+D Mobile Weekly Access Top10
2012年03月19日〜2012年03月25日
- au版「iPhone 4S」、Eメールのリアルタイム受信開始――KDDIが設定方法を案内
- 「Xperia acro HD SO-03D/IS12S」発売 一括約6万円、実質価格は2万円台後半
- ドコモ、真の4Gサービス「LTE-Advanced」を2016年度以降に開始
- iPadでフルセグを――ソフトバンクBBの「デジタルTVチューナー」を試す
- スマホ版「LUMIX Phone」の順位が急上昇
- 「Xperia acro HD」好調 ドコモ版とau版で上位独占
- 実はこんなにあった! MWC2012に出展されていたWindows Phone
- さよなら「ムーバ」 2G携帯電話の思い出募集中
- Xperia NXの故障で痛感した、バックアップの重要性
- 日常用途なら画質は十二分、「クイック起動」で実用性がぐんと上がった――「Xperia NX SO-02D」
+D Mobileに掲載された記事のアクセスをランキングするWeekly Top10。3月19日から25日までの記事ランキングでは、先々週からはじまったau版iPhone4Sでのリアルタイム受信の話題が最も読まれている。また、ドコモとauから発売された「Xperia acro HD」の価格情報も注目を集めた。
年度末の春商戦まっただ中のケータイ売り場では、MNP利用者への大幅な値引き合戦が過熱中だ。端末代が安くなるどころか、解約・MNP手数料を差し引いてもキャッシュバックが手元に残るため、安価に回線契約できるプリペイド回線やMVNOサービスから即時にMNPするユーザーも現れた。
こうした事態を受け、ソフトバンクのプリペイドサービスと日本通信の音声通話付きSIM製品では、1年未満の解約に解除料や違約金を設定し対策を図っている。MNPの利用が進むことは歓迎すべきことで、手続きを行うユーザーの“手間”になんらかのインセンティブがあるのもしかるべきだ。しかし、キャッシュバックによる利益のみを目的としたMNP利用は、本末転倒としか言いようがない。
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