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auアプリ上の行動をFacebook上でシェア――auサービスとFacebook、連携強化
KDDIが自社のスマホアプリに米Facebookの「オープングラフ」を導入すると発表。オープングラフに対応させることで、利用者のアプリ上での行動をFacebook上でシェアできるようになる。
KDDIは、米Facebookが提供するプラットフォーム「オープングラフ」をauスマートパスで提供中のアプリや同社が提供するスマートフォン向けアプリに導入すると発表した。
アプリをオープングラフに対応させることで、、利用者の「今この音楽を聞いている」「今この映像を見ている」といったアプリ上での行動をFacebook上でシェアできるようになる。同社はすでに、Run&Walkアプリの一部機能にオープングラフを導入しており、今後は「SATCH VIEWER」(ARアプリ)やLISMO unlimited(音楽アプリ)、ビデオパス、うたパスなどのアプリを順次対応させるとしている。
5月12日には、オープングラフ対応のファッションアプリ「Fashion WALL」を提供。au Brand Gardenの中から選んだオススメ商品をスマホ上の壁(WALL)に陳列し、Fashion WALLアプリやFacebook上に公開すると、WALLを訪問した人が商品を購入できるというソーシャルサービスで、WALLにかざった商品が売れると金額に応じてauポイントに交換できるスタンプが付与される。
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