親しみやすいボディに詰まった充実機能と工夫――「PANTONE® 5 SoftBank 107SH」を徹底解説(2/2 ページ)
カラフルでお洒落なデザインが人気の“PANTONEケータイ”が、ついに“PANTONEスマートフォン”に――。シリーズ共通の高いデザイン性は引き継ぎつつ、手頃に使えるスマートフォンとして必要な機能をしっかりと搭載。そんな「PANTONE® 5 SoftBank 107SH」の魅力を、今回は紐解いていこう。
新しいUI「Feel UX」が画面を生かす
107SHの操作のしやすさには、今夏からシャープ製スマートフォンに採用されている独自のUI「Feel UX」も一役買っている。この新UIによって107SHは、既存のスマートフォンとは使い勝手がだいぶ異なったものとなっている。「他と違うと慣れるのが大変?」と思うかもしれないが、これまた心配ない。なにしろFeel UXはこれまでのスマートフォンのUI以上にシンプルで分かりやすい設計となっているからだ。
まずロック画面は「ウェルカムシート」として、壁紙、インフォエリア、アプリ起動、通知表示、という4つのエリアで構成されるようになった。壁紙には8枚の画像を設定することができ、フリックで切り替えられる。インフォエリアはフリックすることで、時計、天気、株価に切り替わり、さらに107SHならではの「放射線常時測定」の数値も表示できる。また、ロックキーを上にドラッグすればアプリ起動のアイコンが表示され、カメラ、電話、メールを即起動できる。着信などがあれば、壁紙の下に通知が表示される仕組みだ。
Feel UXは「3ラインホーム」という新しいホーム画面も取り入れている。アプリケーション、ウィジェット、ショートカットの各シートでホーム画面を構成し、左右にフリックするだけでこれらを切り替えられるという、シンプルな構造のUIとなっている。
各シートは下にスクロールし、画面が下に長く使えるため、大きいサイズのウィジェットもどんどん貼り付けられる。従来の機種では、ウィジェットを置きたいホーム画面に十分なエリアがなく、小さいウィジェットしか貼れないケースなどもあったが、Feel UXならウィジェットを最大限活用できるだろう。また、それぞれのシートではアイコンの並び順を自由に変更できるのはもちろん、並んだアイコンを区切り線(セパレータ)で分かりやすく整理できる機能も用意されている。
なお、これまでのシャープ端末のホーム画面を利用したいユーザーのために、「SHホーム」も用意されている。自分に合ったものを選ぶといいだろう。
見逃せない「クイック」へのこだわり
107SHはこうしたUIの使いやすさに加え、端末の機能を“素早く”使える工夫が随所に凝らされている。例えば、ディスプレイの右下にある「クイック起動キー」は、よく利用する機能をワンタッチで起動できる便利なキーだ。初期設定では放射線測定機能が割り当てられており、ウェルカムシートを表示した状態で長押しすると、即座に「しっかり測定」を開始する。それ以外の画面では短押しすることで放射線測定のアプリが起動する。
ちなみに、107SHの放射線測定機能はしっかり測定のほかに「常時測定」も可能で、この機能は初期設定でオンになっている。これはウィジェットおよびウェルカムシートのインフォエリアでいつでも測定値がチェックできる便利な機能だ。また常時測定では、測定値が一定線量を超えるとバイブや音で知らせる、測定値の履歴を表示する、測定結果から時間/月/年の累積線量予測を表示する、といったことができる。
クイック起動キーには、放射線測定機能だけでなく、他のさまざまな機能を任意に設定できる。これが想像以上に便利なので、一度試してみてほしい。カメラ、ブラウザ、メール、音楽プレーヤー、歩数計、各種SNSなど、頻繁に使う機能をここに付加しておくだけで、その機能をボタン一発で即座に起動できるようになる。特にカメラは、写真を撮りたいと思ったときに迷わず起動でき、便利だろう。また、画面消灯時にクイック起動キーを押すことですばやく画面を点灯させられるのも日常使いで重宝する。キーが押しやすい場所にあるため、その分さっと使えるのだ。
また、カメラに関しては「ON速起動」への対応により起動が速い点も使いやすさに繋がっている。ウェルカムシートのカメラアイコンをタップした場合、業界最速レベルの約0.4秒でカメラが起動する。撮影画面は設定をアイコンで表示する分かりやすい作りで、使い勝手も良好だ。また、静止画と動画の切り替えがアイコンのドラッグで素早く行えるのも便利だった。
カメラの画素数は490万画素とハイエンドモデルのそれには及ばないが、ブログやSNSといったWeb上に掲載する分にはまったく問題なし。秒間30フレームのHD動画の撮影もできるので、画質は十分だ。
ブラウザにも「クイックツールボックス」という、ブックマークやタブの一覧といったよく使う機能を呼び出す機能があり、素早い操作が可能だ。Androidの標準機能では、メニューを開くことでこれらの機能を選択するが、メニューの画面にはさまざまな項目が縦に長く並んでおり、選びづらい。107SHは、ブラウザの画面をサッと横にフリックするだけで、ツールボックスを呼び出せる。しかも片手でスムーズに操作できるのがうれしい。
通話機能には「クイックサイレント」がある。これは着信時に107SHを裏返すだけで、音とバイブを停止させる機能だ。最初はオフになっているので、使いたい場合は有効にしよう。静かな会議のときに電話が鳴り出してすぐに止めたい、というときなどに重宝するはずだ。
素早いといえば、最後に忘れてはならないのが「文辞技」。107SHは同機能により文字入力のしやすさがレベルアップしている。まず、「いきなり予測変換」という機能ではメール本文にカーソルを置いただけで「こんにちは」「お疲れさま」といった予測変換の候補が表示される。すでに何度も文字を入力している場合は、それらの履歴から学習して候補も変わる。頻繁に使う挨拶などは候補をタップするだけで入力できるようになるのだ。
「かんたん入力切り替え」も見逃せない。キーボードを端から端までスライドする操作だけで、QWERTYキー、手書き入力など入力方法を切り替えられる。コンパクトな107SHではスライドもしやすく、サクサクと切り替えられるだろう。
「どこでもコピー」も有効にしておくと便利。その名の通りさまざまな画面でコピーが可能になる。ステータスバーの通知パネルにある表示をタップして、コピーしたい場所を囲むだけで、表示中の画面を読み込んで文字をコピーしてくれる。ブラウザやメールの文字はもちろん、設定画面の項目名やアイコンの下にあるアプリ名、さらには画像内の文字まで読み取りコピーできるので何かと重宝するはずだ。
バランスの取れた使いやすいスマートフォンに仕上がったPANTONE® 5 SoftBank 107SH。同モデルはスペック重視なスマートフォンとは一線を画す、本当に必要なものは何かにこだわった1台といえる。ケータイからスマートフォンに機種変更したい人にはもちろん、今使っているスマートフォンが手に余っているような人にも、一度使ってみてほしい。
さらに9月30日まで実施する「For Youキャンペーン」を利用すれば、お得に端末を利用できることも紹介しておこう。番号ポータビリティでの新規加入なら最大25カ月、ソフトバンクモバイルの3G端末からの機種変更なら最大13カ月、基本料が無料となる。購入を検討しているユーザーは、このチャンスを上手に活用するといいだろう。また、8月12日まで「PANTONE® 5 SoftBank 107SH あんしんお米キャンペーン」も実施。107SHを購入した上で期間中に同キャンペーンに応募すると抽選で2000人に、ホワイトフードが提供する放射能検知済みのお米「ホワイトライス」がプレゼントされる。
提供:シャープ株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2012年8月12日
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.