より使いやすく進化したAQUOS PHONE SERIE SHL21の「Feel UX」(1/3 ページ)
シャープのAndroidスマートフォンに採用されている「Feel UX」は、誰にでも使いやすいユーザーインタフェースを目指し開発された。そのFeel UXが2012年夏モデルからさらに進化し、使い勝手に磨きをかけた。AQUOS PHONE SERIE SHL21でそのポイントを説明しよう。
シャープの最新Androidスマートフォンに搭載されているユーザーインタフェース(UI)「Feel UX」は、従来のAndroidスマートフォンとは一線を画す、使いやすさと人の感性に訴える心づかいを持たせたUIだ。初めてスマートフォンを使う人にも分かりやすいUIとして、2012年夏モデルから採用されている。そのFeel UXがこの冬さらに進化をしたという。「AQUOS PHONE SERIE SHL21」で進化したポイントを見てみよう。
シャープのスマートフォンにある共通の開発思想「Feel Logic」とは?
シャープのスマートフォン開発には、共通の思想があるという。それが「Feel Logic」という考え方だ。無機質なスマートフォンを、人の感性に近づけるために、シャープの知識と技術を集結して作られた“心配り”全般のことを総称してこう呼んでいる。Feel Logicの各要素は、直感的な操作を追求し、誰でも迷わず使える「Feel Operation」、新機能や新技術を使った新しい体験を簡単に楽しめる「Feel Creation」、ほんのわずかな指先の動きまで捉えるきめ細かい操作を実現した、匠の技のような快適さ「Feel Meister」という3つのカテゴリーで構成される。シャープのオリジナルUI、Feel UXは、Feel Operationの考え方の元で生み出されたものだ。
Feel UXは、世界的なデザインハウスFrog Designとシャープが共同開発した、シャープ製スマートフォンのみに採用されているオリジナルUIだ。スマートフォンのUIといえば、従来の携帯電話よりも複雑で、どこにどんな機能があるのか分かりにくく、初めて使う人は戸惑ってしまうという声が多い。もちろんITmediaの読者はスマートフォンに詳しい人が多いから使いこなせているだろうが、それでもスマートフォンが使いにくい、カスタマイズをするのが前提で手間がかかる、もっとシンプルにできないのか、という印象を抱いている人は少なくないだろう。
Feel UXはそんなスマートフォンの複雑なUI、難しそうに感じてしまうUIを改めた。
「スマートフォンを使うのが初めての人」でも、説明書を見ることなく「感じるままに使いこなせる」。それでいて長く使い続けても「飽きのこないシンプルで洗練されたデザイン」を実現した。
それでもこれで完成ではない、というのがシャープの考え。実際、ITmedia Mobileでも読者を招いて夏モデル「AQUOS PHONE SERIE ISW16SH」の開発陣と直接話をしてもらったが、Feel UXについて、さまざまな意見が出された。また夏モデルを購入したユーザーからのフィードバックも受けて、さらなる改良を施し、「Feel Logic」の開発コンセプトはそのままに、さらに使いやすいFeel UXが生まれたのだ。
利用者の声も反映 ウェルカムシートの改良点に注目
まずは「ウェルカムシート」を見てみよう。ウェルカムシートとは、AQUOS PHONE SERIE SHL21のロック画面のことだ。Feel UXの優れたところは、ロック画面を無機質なものとしなかった点にある。Feel UXは、ケータイのときと同じように画面に愛着が持てるよう、壁紙を配置。この壁紙を、左右にフリックすると簡単に切り替えられる。壁紙を切り替える際には、指の動きや速さに合わせたエフェクトがかかるため、パラパラとめくるだけでも楽しめるのが面白い。写真は最大5枚が切りえられる。プリセットされている壁紙に加えて、自分で撮影したお気に入りの写真を設定できるほか、新たにau Cloudにアップロードされている写真を読み込むことも可能になった。
ロックの解除はカギのアイコンを下にスライドするだけ。カギのアイコンにタッチすると「電話」「カメラ」「auスマートパス」を開くことができる。これまでの機種のウェルカムシートでは、これらが小さいアイコンで横に配置されていた。しかし素早くサッと機能を選択するためには、アイコンが小さいとタッチでの選択がしにくくなる。そこで縦に機能が並び、横に広く表示されタップしやすくなっている。視覚的に選びやすくなっているのだ。さらに、このショートカットはよく使うものにカスタマイズすることもできる。
もちろん従来のウェルカムシートのアイコンと同じく、選択できる機能部分は半透明になっているので、背後の壁紙を隠してしまうこともない。
もう1つ便利なのがインフォエリア。年月日、曜日に時間とバッテリー残量が表示されているが、ここは左右にスライドすることで情報を切り替えられる。事前に地域を設定していれば天気予報を確認でき、Yahoo!株価ウィジェットを使えば、日経平均や登録した銘柄の株価も見ることができる。株価の更新時間は最短30分からだ。そのままだと気付かないが、音楽再生中にロックをすると、音楽プレーヤーが表示される。音楽プレーヤーでは、ジャケット写真を含む楽曲データを再生すると、壁紙部分がアルバムのジャケットになる。インフォエリアには一時停止/再生、曲送り、曲戻しの音楽プレイヤー機能が表示され、ロック画面でも操作が可能だ。
提供:シャープ株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia Mobile 編集部/掲載内容有効期限:2012年12月2日
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