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6年で終了する“100年メール”に思いをはせるMobile Weekly Top10

先週の記事ランキングでトップとなったのは、2007年に掲載された「au one メール」サービス開始の記事だった。2013年に終了することが発表され、「一生つきあえる100年メール」という当時の説明に注目が集まった。

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 今回のMobile Weekly Top10は、12月3日から9日までに読まれた記事のアクセス数を集計した。トップは、2007年7月末に掲載された「au one メール」のサービス開始記事だった。というのも、au one メールが2013年9月末に終了することが先週発表され、サービス開始当初に“100年使える”と説明していたことが注目されて閲覧数が大きく伸びた。

 KDDIのau one メールはGoogleが提供するGmailベースのサービスで、保存できる最大容量は6Gバイト(現在)。当時は「200文字を毎日20通メールしても100年分のメールを保存できる」(KDDI高橋誠氏)と説明しており、期間よりも使えるメール容量の多さとして“100年”と表現したようだ。いずれにしても約6年でのサービス終了は短く感じるが、移り変わりが早いIT業界のこと。サービス終了に理解を示すつぶやきも多く見られた。

 ちなみに、キャリアメールが保存できるWebメールとしては、iモードメールを保存できる「ドコモWebメール」というサービスがあった。こちらの提供期間は2010年4月から2012年8月までのわずか2年半弱と、さらに短い。2社とも今後は、キャリアメールをPCからでも送受信できるよう、サービスを拡張または刷新すると表明している。メールというネットでは基本的なコミュニケーションツールの仕様変更だけに、より使いやすく、長く利用できるものになるよう期待したい。

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