2012年の国内スマホ出荷、前年比で約5割増に――JEITA12月携帯出荷台数
電子情報技術産業協会が12月と2012年通年の携帯出荷台数を発表。2012年の国内スマホの累計出荷台数は、前年比144.2%の1574万9000万台と好調だった。
電子情報技術産業協会(JEITA)は2月13日、2012年12月の携帯電話・PHS国内出荷台数(国内メーカー)を発表した。携帯電話とPHSを合わせた国内移動電話の出荷台数は296万3000台(前年同月比92.7%)。前年の水準を8カ月連続で下回った。
携帯電話の出荷台数は、282万6000台(前年同月比91.3%)で前年の水準に届かなかったが、スマートフォンは前年同月比108.5%の184万9000台を出荷するなど好調に推移。6カ月連続で前年を上回る成長となった。出荷台数に占めるスマートフォンの割合は62.4%だった。
PHSの出荷実績は、前年同期比134.0%の13万7000となった。
なお、2012年1月から12月末までの携帯電話・PHSの国内累計出荷台数(国内メーカー)は2796万8000台(前年比94.2%)となり、2年連続で前年の水準を割り込んだ。スマートフォンは前年比144.2%の1574万9000万台と好調だったが、海外製品の人気が高いこともあり、全体の出荷台数で前年を上回るまでには至らなかった。
調査対象のメーカーは、フィーチャーフォンがNECインフロンティア、NECカシオモバイルコミュニケーションズ、カシオ計算機、京セラ、シャープ、ソニーモバイルコミュニケーションズ、パナソニックモバイルコミュニケーションズ、日立製作所、日立国際電気、富士通の10社、PHSが京セラ、シャープ、セイコーインスツル、ナカヨ通信機、日本無線の5社、スマートフォンがNECカシオモバイルコミュニケーションズ、カシオ計算機、京セラ、シャープ、ソニーモバイルコミュニケーションズ、パナソニックモバイルコミュニケーションズ、富士通の7社。
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