スマホ使いこなしの第一歩 "入り口"アプリってなんだ!?
スマートフォンを使いこなすのには、アプリをいろいろダウンロードしてカスタマイズする必要がある、という話には一理あるが、必ずしも正しくはない。さまざまな情報とサービスを集約するアプリが1つあるだけでも、スマートフォンはぐっと使いこなせるようになるのだ。
スマートフォンの特長は、多種多様なアプリをインストールして、自分好みにカスタマイズできることであり、それこそが、使いこなしの近道だと考えている人も多いだろう。しかし、スマートフォンを使いこなすのに“アプリ集め”の努力は必ずしも必要ではない。なぜなら、スマートフォンが持つポテンシャルを引き出せる「ポータルアプリ」が存在するからだ。
画面オンの次は“Yahoo! JAPANを開く”
2月25日に、これまでのアプリからユーザーインタフェース(UI)を刷新し、新しく生まれ変わった「Yahoo! JAPAN」アプリは、まさにこのポータルアプリの1つだ。iOS向けのYahoo! JAPANアプリと、Android向けのYahoo! JAPANアプリが用意されているが、機能はどちらも同じ。ちょっとスマートフォンに手が触れたら、まず起動するべきアプリなのである。
新しいYahoo! JAPANアプリの特長は、多くのユーザーがスマートフォンで「やりたい」と考えることの“起点”を数多くそろえていること。自分で便利なアプリを探し出してバリバリ使いこなすのもいいが、まずYahoo! JAPANアプリを起動すれば、世の中で起こっていることを知ることができ、また日常生活の中で便利なサービスへ容易にアクセスできる。
例えば天候の影響で電車が止まってしまったとき、調べることはいっぱい出てくる。しかし答えは1カ所で得られるとは限らない。検索をして、すぐに答えが出るならいいが、往々にしていろいろなアプリやWebサイトを見なくてはいけなくなる。その点、新しくなったYahoo! JAPANアプリなら、このアプリを起点にトピックスや天気予報、リアルタイム検索などを見ながら情報収集できる。
Yahoo! JAPANアプリがリリースされてから何日か、iPhone 5の事実上の“ホームアプリ”(厳密に言うとこれはAndroidの名称だが)として活用してみたが、こうした突発的な出来事が起きても、Yahoo! JAPANを起点にすればさまざまな情報が簡単に確認できる。トピックスには天気の状況や交通機関の様子といった、今最も知りたい情報がタイムリーに出てくるし、リアルタイム検索による「話題なう」には、問題が発生している路線がキーワードとして浮上する。地図とルート検索の連携も秀逸で、地図を表示しながら目的地を選び、最適なルートを選ぶという動作がスムーズに行える。
スマートフォンを使い慣れている人でも、この効率の良さには驚くはずだ。それほどスマートフォンを使いこなせていない、と思っている人も、Yahoo! JAPANアプリを使えば、自然とできることの多さを享受できるようになるだろう。
百聞は一見にしかず。まずはアプリをダウンロードして、スマートフォンの電源をちょっと入れたら、Yahoo! JAPANアプリを立ち上げるという行動を試してみてほしい。
さて、Yahoo! JAPANアプリを、“スマートフォンを使う起点”にするととどんな点が便利なのか。以下では、もう少し具体的に見ていこう。
スマホのポテンシャルを引き出す、Yahoo! JAPANアプリ使いこなしのポイント
- <Point 1>ニュース:いつでも最新の注目記事72本 オフラインでも読める
- <Point 2>話題なう:Twitterの急上昇ワードを抽出 “今”の流行がすぐ分かる
- <Point 3>地図:正確で見やすい地図、ルート検索や雨雲表示も便利
- <Point 4>クラウドストレージ:無料で5GB、プレミアム会員は50GB
- <Point 5>買い物:ヤフオクで賢く買う! Yahoo!ショッピングですぐ手に入れる!
- <Point 6>プッシュ通知:iOS版は災害情報や号外ニュースも瞬時に届く
- <Point 7>検索:精度が高いWeb検索、リアルタイム検索も充実
<Point 1>ニュース:いつでも最新の注目記事72本 オフラインでも読める
Yahoo! JAPANのコンテンツの中でも、多くの読者の関心を集めるのがYahoo!トピックスで取り上げられる最新ニュースだろう。Yahoo!トピックスとYahoo!ニュースは、その時々の注目ニュースが幅広いジャンルからピックアップされ、概観できるため、タイトルを眺めるだけでも「今世の中で何が起こっているか」を瞬時に把握できる。9つのタブを切り替えつつささっとチェックできるのがポイントだ。これまでのYahoo! JAPANアプリと比べ、画面内に表示できる記事本数が多く、一覧性も高い。
Yahoo!トピックスでピックアップされた記事72本は、先読み機能により読み込み時にキャッシュされるので、トピックスを読み込んだ後、地下鉄に乗ったり、電波の届かない場所に移動したりしても、記事内容は確認できる。トピックスに気になる記事があったら「あとで見る」も活用しよう。ブラウザ画面でメニューを呼び出し、「あとで見る」を選ぶと、記事が蓄積される。
<Point 2>話題なう:Twitterの急上昇ワードを抽出 “今”の流行がすぐ分かる
Yahoo! JAPANアプリを起動すると手軽にチェックできるコンテンツの1つに「話題なう」がある。これは、Twitterから提供されるデータを活用し、ソーシャルサービス上で話題になっているキーワードをランキング形式で表示する機能で、トピックス一覧の下に横スクロール形式で表示される。
話題なうで上位に来るキーワードは、その多くがテレビで話題になった人物やモノ、場所だったりするので、気になる言葉があればその場でキーワードをタップしてみよう。するとYahoo!のリアルタイム検索の結果が確認できる。また、ちょっとした空き時間や待ち時間にも、スマートフォンにYahoo! JAPANアプリが入っていれば、話題なうで暇つぶしができる。
<Point 3>地図:正確で見やすい地図、ルート検索や雨雲表示も便利
Yahoo! JAPANアプリがあれば、地図や乗り換え検索はアプリの中からそのまま利用できる。
Yahoo! JAPANアプリから開ける地図は、iOS標準のマップアプリとも、Google マップとも異なる独自のもので、コントラストの高い見やすい色使いと大きく分かりやすいアイコンが特長だ。画面上をタップすれば、付近のランドマークがリスト表示されるのは特に便利だ。ここからルート検索もできるので、行きたい場所までの効率のいい移動ルートがすぐに調べられる。
周辺の人気グルメ店情報も侮れない。現在地の周辺にある飲食店がすぐに確認できるので、昼時に小腹がすいたら、さっとチェックしてランチスポットが選べるだろう。これらの機能は、外出が多い人は特に重宝するに違いない。
<Point 4>クラウドストレージ:無料で5GB、プレミアム会員は50GB
Yahoo! JAPANが提供するクラウドストレージサービス、Yahoo!ボックスも、Yahoo! JAPANアプリから利用できる。PCとスマートフォンで、クラウドを介した連携環境を作っておくと、ファイルのやり取りなどが容易になり何かと便利だ。写真や動画などを友達と共有する際にも重宝する。
Yahoo!ボックスは、容量5Gバイトのオンラインストレージが無料で利用できるサービス。Yahoo!プレミアムの会員なら、50Gバイトが無料で利用できる。Webブラウザさえあればどんな環境からでもアクセスできるほか、Windows PCやMac用のアプリケーションと、iPhone、iPad、Android向け専用アプリも用意されており、オンラインストレージであることをあまり意識することなく、ファイルが扱える。
<Point 5>買い物:ヤフオクで賢く買う! Yahoo!ショッピングですぐ手に入れる!
Yahoo! JAPANが展開する多数のサービスの中でも、ショッピングやオークションの利用頻度は高いのではないだろうか。こうした生活に密着したサービスも、Yahoo! JAPANアプリから利用できる。
Yahoo!ショッピングはあらゆる商品がそろうショッピングモール。欲しいものがあれば検索窓から商品名を入力すればいいし、ウインドーショッピングならぬブラウザショッピングを楽しむなら、ページの上部にある特集や、細かく分けられた製品のカテゴリーを選ぶのがいい。また欲しかったのに手に入らなかったものや、つい買いそびれてしまったものなどがあったときは、Yahoo!オークション(ヤフオク)でその商品を探すといい。ヤフオクもYahoo! JAPANアプリから利用すると、「よく見る」タブから気になる商品にすぐ再アクセスできる。
<Point 6>プッシュ通知:iOS版は災害情報や号外ニュースも瞬時に届く
スマートフォンは常にネットにつながっているため、ユーザーに先回りして情報を知らせてくれる機能も大切だ。ユーザーが能動的に行動しなくても、情報が手元に届くことで、スマートフォンはより便利なデバイスになる。
その点、iOS版のYahoo! JAPANアプリは情報をプッシュ配信する機能も備えており、地震や津波の速報が瞬時に手元に届く。号外ニュースも配信してくれるので、“情報の取りこぼし”がない。Android版のYahoo! JAPANアプリにはプッシュ配信機能はまだないが、Yahoo!トピックスアプリをインストールしておけば号外などは受け取れる。
<Point 7>検索:精度が高いWeb検索、リアルタイム検索も充実
基本の検索機能もPC向けのYahoo! JAPANと同様に精度が高く、必要な情報がすぐに見付けられる。検索エンジンはGoogleの技術をベースに、ヤフーのサービスとの連携が図られているため、むしろ使い勝手がいいくらいだ。
アプリの最上段に設置された検索ボックスにタップすると、「ウェブ」「画像」「知恵袋」「アプリ」「リアルタイム」の検索が簡単に行える。音声認識もサポートしているので、歩きながらなど、画面を見ながらキー入力するのが難しいような状況でも、音声で検索キーワードを入力することが可能だ。
スマートフォンを自在に操るための“カギ”
膨大な情報が蓄積されているインターネットの中から、自分が必要としている情報を選んで取得するのはなかなか大変な作業だ。しかし、Yahoo! JAPANアプリがあれば、日常生活のさまざまなシーンで必要な情報やサービスに簡単にアクセスし、入手できることがお分かりいただけるだろう。
アプリをあれこれそろえなくても、Yahoo! JAPANアプリがあれば、スマートフォンを“素の状態”の何倍も便利で快適に活用できる。まだ試していないなら、まずはダウンロードしていろいろな機能を利用してみてほしい。
提供:ヤフー株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia Mobile 編集部/掲載内容有効期限:2013年3月31日
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.