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BlackBerry、第1四半期のスマートフォン出荷台数は680万台
スマートフォン市場で苦戦するBlackBerryの3〜5月期のスマートフォン出荷台数は680万台で、タブレットはわずか10万台だった。
カナダBlackBerryは6月28日(現地時間)、第1四半期(3〜5月)の決算を発表した。同四半期に出荷したスマートフォンは680万台で、タブレットのBlackBerry PlayBookはわずか10万台だった。
売上高は前年同期比9%増の31億ドル、純損失は8400万ドル(1株当たり16セント)で、前年同期の5億1800万ドル(1株当たり99セント)から縮小した。前期は黒字だったが、再度赤字となった。
業績発表後の記者発表の質疑応答で、同社のソーステン・ハインズCEOは、同四半期に出荷した端末のうち、新OS「BlackBerry 10」を搭載した端末は270万台だったことを明らかにした。同社は現在、旧OS「BlackBerry 7」搭載端末とBlackBerry 10搭載端末を並行して販売している。ハインズ氏は、年内に新たなBlackBerry 7端末を発売することも発表した。また、PlayBookで予定していたBlackBerry 10へのアップデートは実施しないという。
同社は7月に、「BlackBerry 10.1」搭載の新スマートフォン「Q5」を発売する計画だ。
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売上高は前年同期比減となったが、1月末に発表した最新機種「BlackBerry Z10」の出荷台数が発売から約2カ月で100万台に達するなど好材料も出ている。
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