ソフトバンクモバイルが9月30日開いた発表会で、孫正義社長はWindows PhoneやTizenを搭載する端末について「興味なし」と言い切った。
「少しくらいは扱うかもしれないが、それらが主流になるとはとても思えない」というのがその理由だ。NTTドコモがTizen端末の導入を計画する動きもあるが、「他社には他社の思惑があるだろうから批判する気はない。だがわれわれは興味がないということだ」と述べた。
今月発売したiPhone 5sについては、「世界的に品不足という状況。特にゴールドやシルバーは品不足が続いており、お待たせする期間が続くのではないか」という見通しを示した。5cの在庫は「潤沢」で、「世界的に見ても5sのほうが人気がある」とした。同社の5sと5cの比率などは明らかにしなかった。
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