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豊富な端末・アクセサリを「選べる自由」、「ダントツ」のプラチナバンドLTEに自信──KDDIの冬モデル(1/2 ページ)

「Xperia Z1」などが登場したau冬モデル。多彩な端末をそろえて「選べる自由」を掲げ、さらに新iPhoneで好評という「ダントツ」の800MHz帯LTEでネットワークの快適さもアピールする。

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田中社長

 KDDIは10月2日、auの冬モデルとして「Xperia Z1」(SOL23)などスマートフォンやファブレット/タブレット7機種を発表した。端末数を絞り込んだ他社と異なり「いろんなものから選べるようにしたい」(田中孝司社長)と「選べる自由」を掲げつつ、新iPhoneで好評という800MHz帯(プラチナバンド)LTEを「ダントツのLTE」とプッシュ。「LTEのすごさを体感していただきたい」と、端末の豊富さと快適なLTEをアピールしていく。

 発表したのは、Xperiaのハイエンドモデル「Z1」にSamsung electronicsのファブレット「GALAXY Note 3」(SCL22)と、これまでNTTドコモが扱ってきたモデルに加え、LG Electronicsと共同開発した「isai」(LGL22)、フルHDのIGZO液晶パネルを搭載する「AQUOS PHONE SERIE SHL23」(シャープ製)など、Androidスマートフォン5機種とファブレット1機種、タブレット1機種。フィーチャーフォンの新機種もラインアップした。

 周辺機器なども充実させる。フルセグ対応10.1インチディスプレイ搭載「PHOTO-U TV」やGPS端末「あんしんGPS」のほか、アクセサリ「au +1 collection」ではGALAXYシリーズと連携するスマートウォッチ「GALAXY Gear」、ソニーの“レンズだけデジカメ”「DSC-QX10」など100アイテム以上をそろえる。

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Xperia Z1の前面にauロゴはなかった
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LGと共同開発したisaiは使いやすいUIなどが売り

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GALAXYと連携するスマートウォッチ「GALAXY Gear

 ソフトバンクモバイルが冬春モデルの端末数を絞り込んだのと「反対になった」と認める田中社長は「(4機種に「厳選」した)夏モデルを発表した際に受けた質問に答えようとしたのが本音。『選べる自由というがあんまり選べないよね』と言われた」と苦笑しつつ、「Androidスマホやタブレット、ファブレット、フィーチャーフォンと、アクセサリも充実させた。スーパーに行って1種類しかなかったら買い物の楽しみがなくなる。たくさんそろえるという原点に戻った」という。

 NTTドコモのiPhone参入で大手三つどもえの戦いになった9月の新iPhone発売以降、「在庫が厳しい中、毎日両側から転入が続いている」という。

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基地局数の比較
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「auのLTE速すぎ」

 好調の背景にあるというのが、新iPhoneが対応した800MHz帯LTE。発表会では、Twitterから拾ったという「生活圏が全てLTEに」「au圧勝だ」「auのLTE速すぎw」といった声を紹介。冬モデルのAndroid端末も800MHz帯LTEに対応しており、「この秋強調したいのは800MHz帯のプラチナバンドLTE。人に寄り添うように電波がくっついてくる。来年3月末には実人口カバー率99%を予定しており、どこでも超高速で利用できるダントツのLTEだ」と、同社の「ベースバンド」となる800MHz帯LTEの快適さに自信を見せる。

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「ダントツ」のプラチナバンドLTE
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