基本性能がパワーアップ! さらに快適・便利に使える「AQUOS PHONE SERIE SHL23」(1/2 ページ)
au向けAQUOS PHONEのハイエンドスマートフォンとして人気を集めている「AQUOS PHONE SERIE」の最新モデル「AQUOS PHONE SERIE SHL23」が発売された。フルHDのIGZO液晶ディスプレイはもちろん、基本的な使い勝手にも磨きがかけられている。
優れた省電力性能を備えるIGZO液晶ディスプレイや使い勝手のよさが好評のシャープのAQUOS PHONEシリーズ。KDDIから発売されているAQUOS PHONE SERIEシリーズも、ハイエンドなAQUOS PHONEとして高い人気を誇っているが、2013年冬モデルとして発売された「AQUOS PHONE SERIE SHL23」は、前モデルのSHL22よりもさらにパワーアップ。好評のIGZO液晶ディスプレイはフルHDにまで解像度を高め、より美しく高精細に進化。それにもかかわらず、実使用時間は従来と同等で、ユーザーインタフェース(UI)にも磨きをかけた。今回は、前モデルから進化したポイントを中心に、新しいAQUOS PHONE SERIEの魅力を紹介しよう。
AQUOS PHONE SERIE SHL23はココが進化した
auのIGZO液晶ディスプレイ搭載端末では、初めて解像度がフルHD(1920×1080ピクセル)になった。HD(720×1280ピクセル)ディスプレイのSHL22でも実使用上差し支えないなか、写真や地図の精細さがアップした
SHL23は、端末そのものの基本性能が格段に上がっている。ディスプレイのサイズは4.9インチから4.8インチへとわずかに小さくなったが、HD(1280×720ピクセル)からフルHD(1920×1080ピクセル)になってピクセル密度が大幅に上がった。SHL23の約460ppiというピクセル密度は、グラビア印刷を越える精細さで、写真も地図も、Webサイトの細かい文字もより鮮明に表示する。画面が小さくなったためバッテリー容量も若干小さくなっているが、それでも3000mAhと大容量で、連続待受時間や連続通話時間はSHL22よりも長い。また、独自の省電力機能「エコ技」も継承している。CPUはQualcommの「MSM8974」で、2.2GHz駆動のクアッドコア。2GバイトのRAMを搭載しているので、多くのアプリを使ってもレスポンスがよく、思い通りに動かせてストレス知らずだ。
今冬に他キャリアから発売されるAQUOS PHONEにはない、SERIEだけの特徴として、ディスプレイの表面ガラスに耐傷性に優れたCORNING社の「Corning® Gorilla® Glass 3」を採用している点も見逃せない。定評ある製品の最新版で、傷付くことをあまり気にせず使えるのがいい。
auのAQUOS PHONEでは初めてフルセグに対応し、消費電力の少ない美しいIGZO液晶ディスプレイで、高画質のテレビ番組を視聴できる。フルセグ自体は他社のスマートフォンも搭載しているが、別途アンテナケーブルを装着する必要がある機種が多い。SHL23はフルセグ用のアンテナを内蔵しているので手軽に視聴できる。さらに、ワンセグだけでなく、フルセグも録画ができるのがポイントだ。
Blu-ray DiscレコーダーなどのAV機器に採用されているDTS社のサラウンド技術を搭載。付属の卓上ホルダは前から音が聞こえるようにフロントダクトを採用しているので、音もクリアで臨場感がある。テレビアンテナの接続にも対応しており、別売りの「TVアンテナ入力用microUSB変換ケーブル01」を利用すれば、テレビの電波状況が悪い屋内でもキレイな映像を楽しめる
カメラは、メインも自分撮り用のサブカメラも画素数がアップした。メインカメラはF値が1.9の明るいレンズを搭載するほか、複数枚の画像を合成する、新開発の画像処理機能「NightCatch」により、暗い場所でもきれいな写真が撮れる。その効果は下記の旧モデルで撮った写真と比較しても一目瞭然。NightCatchはリアルタイムで処理をするため、撮影した写真だけでなく、撮影前のディスプレイにも明るく映る。
さらに、一眼レフカメラで撮ったような背景をボカした雰囲気のある写真も手軽に撮影できる。全体にピントが合った多焦点撮影や、ズームしても画像が荒れない16倍デジタルズーム「美ズーム」にも対応し、スナップを手軽に撮影できるのはもちろん、ちょっと設定に凝って撮ることもできる。
AQUOS PHONE SERIEは、auにおけるAQUOS PHONEシリーズのハイエンドモデルなので、KDDIが提供する最新のサービスにもしっかり対応している。auはデータ通信サービス「au 4G LTE」を、800MHz帯、1.5GHz帯、2.1GHz帯の3つの周波数帯を使って提供しているが、特に、プラチナバンドと呼ばれる800MHz帯を利用したネットワークはエリアが広いと評価が高い。SHL23はこの3つのLTEネットワークに対応し、どこでもつながる快適なデータ通信が可能だ。さらに、一部地域では2.1GHz帯で下り最大150Mbpも実現する。
ほかに、日本のユーザーに欠かせない防水、おサイフケータイ、赤外線通信にも当然対応している。必要な機能は網羅しているといっていいだろう。
薄型でフラットなシンプルデザイン
ハイスペックなモデルだが、デザインはシンプルで誰でも受け入れられる印象だ。正面下部には、ガラスの表面に微細な粒子を吹き付けるブラスト処理が施されており、さりげなくも個性をアピール。着信時には、右端部分でガラス越しにイルミネーションが光って知らせてくれる。また、裏面が蒸着処理されており、金属のような質感がシックに表現されている。
背面はフラットだが、側面の角が丸く落とされているので、見た目よりも手にしっくりとなじむ印象だ。カメラとライト、スピーカーは左上部にコンパクトにまとまっており、全体的にすっきりしている。また、ディスプレイを取り囲むフレームには、本体と同系色でありながら異なる素材が使われており、アクセントになるとともに、薄さも際立たせている。バッテリーの取り外しはできないが、側面に段差がなく、手に持ったときのフィット感を高めていると感じる。
IGZO+大容量バッテリーで強力なスタミナを実現
SHL23の最大の魅力は、やはりIGZO液晶ディスプレイだ。すでによく知られているように、IGZOとは、インジウム(In)、ガリウム(Ga)、亜鉛(Zn)、酸素(O)を用いた酸化物半導体で、TFT(薄膜トランジスタ)に用いることで、従来の液晶よりも明るい表示や低消費電力を実現する。従来の液晶は1秒間に約60回もの表示書き換え動作を行っているが、IGZOの場合はこれが1秒間に約1回、従来の60分の1で済む。さらに、動画(30フレーム/秒の場合)の書き換え動作も従来の半分に削減された。静止画と動画の表示中にバッテリーの消費を抑えたこと、加えて3000mAhの大容量バッテリー、独自のきめ細やかな省電力技術「エコ技」が組み合わさることで、長時間の使用が可能になった。解像度がフルHDになっても、前モデルと同様、長時間の実使用に耐える。
スマートフォンを使うようになってから、モバイルバッテリーが手放せないという人が多いかもしれないが、SHL23ならモバイルバッテリーを持たなくても、それほど不安にならない。テザリングやフルセグなど、バッテリーを消費しやすい機能を最小限に抑えれば、メールやSNSを目一杯、安心して使っていられる。旅行や出張にもおすすめだ。また、SHL23のスピーカーからの音を前方へ流すダクトを内蔵した卓上ホルダも同梱している。
auの「共通ACアダプタ04」を利用すれば、約30分の充電で1日分(※)の充電ができるので、たくさん使っても、短い時間ですぐに充電できてありがたい。
提供:シャープ株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia Mobile 編集部/掲載内容有効期限:2013年12月5日
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