ドコモ、産科と連携した妊婦向けアプリ「妊婦手帳」を共同開発
NTTドコモと博報堂DYメディアパートナーズは、妊婦向けラーニングサービス「妊婦手帳」アプリを共同開発。12月11日から、博報堂DYメディアパートナーズより、iPhoneおよびAndroidスマートフォン向けに無料で配信する。
NTTドコモと博報堂DYメディアパートナーズは12月10日、妊婦向けラーニングサービス「妊婦手帳」アプリの共同開発を発表した。12月11日からiPhoneおよびAndroidスマートフォン向けに無料で配信する。
妊婦手帳は、妊婦の自己学習や自己管理をサポートするアプリ。体重やつわりなどの体調データを入力・自己管理する「体調マイデータ」や、妊娠時期に合わせて赤ちゃんの成長が分かるコラム「Today's Baby」、妊娠中の悩みや疑問について、専門家が監修した「Q&A」、連携医療機関から通院中の妊婦へ、アドバイスやToDoリストを週ごとに配信する「赤ちゃんのためにして欲しいこと」などのコンテンツをそろえる。
さらに、医療機関と連携し、通院中の妊婦に対してオリジナルコンテンツやお知らせを配信する。産科の医療機関と連携した妊婦向けアプリの提供は国内で初めてで、提供開始当初は8病院との連携を予定。今後3年で500機関との連携を目指す。
2社はアプリの提供に先立ち、NTT東日本関東病院に通院する妊婦31人を対象に、約3カ月間のモニター調査を実施。調査の結果、6割以上の妊婦が「妊娠・出産の不安が軽減した」「病院に対する満足度が上がった」「妊娠・出産に関する知識が深まった」と回答し、妊婦の不安軽減ツールや病院支援ツールとして、一定の効果があるとしている。
なお、2014年度下期までに、ドコモ・ヘルスケアが提供する健康プラットフォーム「WM(わたしムーヴ)」との連携も予定している。WM連携アプリとデータを共有することにより、出産後も継続的に体調管理が可能となり、ユーザーの利便性向上が期待できるとしている。
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