海外プリペイドSIM導入マニュアル──「ラスベガスLTE+メキシコ・ティファナ 2014年」編:「アメリカ+AT&Tで使う」海外定額データ通信(2/3 ページ)
年明け早々の2014 International CES取材、今回とくに使い勝手がよかったのがAT&TのLTE回線だった。もう1つ、アメリカから徒歩で行けるメキシコ・ティファナのおまけ情報も加えてお届けする。
PCで登録OK、日本発行のクレジットカードも使えた
Uniteのパッケージは強固なブリスターパックに封印されている。カッターやハサミがないと開けられないほど頑丈なので店での万引き防止などの意味もあると思う。
パッケージにはUnite本体と着脱可能なバッテリー。SIMカードは標準サイズで、本体に装着された状態だった。こちら、初期登録時にSIMカード番号が必要となるのでいったん抜いて、表面に印刷されている20ケタの番号をメモしておくとよい。
登録はPCにて、プリペイドサービス「GoPhone」のWebサイトより行える。手順は以下の通り。
- 「Activate Mobile Hotspot」をクリック
- 「GoPhone Mobile Hotspot」を選択
- SIMカード番号を入力
- 滞在ホテルの郵便番号と、UniteのIMEI番号(パッケージに記載)を入力
- 個人情報を入力。メールアドレスだけでもよい
- プランを選択。今回は50ドルのプランを選んだ
- 入力情報の確認画面が表示される
- 1分ほどで開通完了画面が表示される。ここに電話番号と初期パスワードが表示されるのでメモしておく
- 続けて残高を追加しよう。「One time payment using credit card...」を選択
- Refill→入金したい額を入力。SIMカードを1年有効にしたい場合は100USドルを追加する(それ以下の有効期限3カ月だ。毎月来るほどでなければこちらでよい)
- 確認画面→「Check Out」
- 「New Credit Card」を選択
- クレジットカード番号を入力。日本発行のものでも「State」「Country」をアメリカにしておけばそのまま大丈夫だった
- カード記載の自分の名前、有効期限、滞在ホテルの郵便番号、メールアドレスを入力
- 確認画面→「Accept」
- 残高追加後、即50Uドル分が引かれ、利用できるようになる
ルータはタッチパネル搭載でタッチ操作が可能。SSIDやパスワード、利用したデータ通信量、残有効期限などが表示されるのでプリペイド利用でもかなり分かりやすい。速度は、ホテル内の弱電波状態で1Mbpsほどの場合もあったが、街中では10M〜20Mbpsは余裕で出るほど高速で、極めて快適だった。
加えて、これは必須ではないが、SIMカードのアカウントを管理するためのユーザー登録もしてしまおう。「Pay As You Go Online」で登録すると、SIMカードの各種管理が可能になる。
こちらでは、日本語環境上のブラウザでは途中の住所登録時に“州”が選択できないことがある。AT&TのWebサイト表示言語を英語からスペイン語に切り替えてユーザー登録すると解決したりする(これ、わりと知られたTipsのようだ)。英語表示で作業できるくらいであればスペイン語表示に切り替えても内容はおそらく理解できる範囲と思う。
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