ウワサのスマートおもちゃ「Moff」を見てきました:Wearable Tech EXPO in TOKYO 2014
スマホと連携し、アクションに合わせて効果音が出して遊べる“スマートおもちゃ”「Moff」のプロトタイプが「Wearable Tech EXPO」で公開されている。現在KickStarterで出資を受付中だ。
スマートフォンと連携し、体の動きに合わせて効果音の出る腕時計型の“スマートおもちゃ”「Moff」のプロトタイプが「Wearable Tech EXPO in TOKYO 2014」 (25〜26日、東京ミッドタウン)でデモ展示されている。KickStarterで出資を受け付けており、発送は7月の予定だ。
腕時計型のデバイスを身につけ、専用アプリか手首のボタンで「ギター」「サムライ」「ピストル」などのメニューを選ぶ。演奏するように腕を振ったり、刀を振り下ろすポーズをとったり、銃を構える仕草をとると、シーンに合った効果音が流れる。
ジャイロセンサーと加速度センサーで動きを感知しており、指定した動きに個別に音を設定することも可能。オリジナルの決めポーズで“ヒーローに変身”する音を出して遊ぶこともできる。
開発のきっかけは、Moffの高萩昭範社長が自身の子どもにおもちゃを買い与える際、飽きたらすぐに捨ててしまうのはもったいないと感じたこと。スマートフォン/タブレットのディスプレイに夢中になるのではなく、テクノロジーを生かしつつ、実際に体を動かして遊べるものにしたかったという。
日本の会社でありながらKickStarterに英文でプロジェクトページを作成し制作資金を募っている理由は「言語が関係ないデバイスで世界に売り出せると思ったから」と話す。実際に、米国でプロトタイプを展示したところ、エアギターやピストルが大人にも好評で大きな手応えがあったという。
プロジェクトの目標2万ドルは既に突破しており、出資者の3分の1以上が米国からだという。一般発売は未定で、KickStarterの出資者には7月から発送予定。1つ49ドル、2つで88ドルで、出資は4月10日まで受け付けている。
関連記事
- スマホと連携する腕時計型おもちゃ「moff」、Kickstarterに登場
手首に装着し、スマホと連携するウェアラブル玩具「Moff」がクラウドファンディングで出資を募集している。 - 指先1つでデバイスをコントロール「Ring」プレオーダー開始 出荷は7月から
人差し指に装着すれば、さまざまなデバイスをジェスチャーでコントロールできるという指輪型端末「Ring」のプレオーダー受け付けがKickstarterで始まった。 - 実際に乗って運転できるリアル「マリオカート」発売
実際に乗って運転できる電動「マリオカート」が発売される。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.