Yahoo! Labsで“マップリサーチャー”として働くダニエレ・クエルチャは、自分の経験から「最短距離を示してくれる効率的な地図のほかに、匂いや音や思い出から最適な道順を探してくれるような寄り道地図があったら、人生がより楽しくなるのではないか」と「ハッピーマップ」のアイデアを思い付きました。
数年前に自転車通勤をしていたダニエレは、通勤時間を短くするために、地図アプリが表示するたくさんの車が行き交う道路を走っていました。ある日気まぐれで違う道を選んだとき「車通りが少なくて自然の多い環境」に感動し、通勤時間を1分短くすることしか考えていなかった自分を恥じたと言います。
「地図アプリはとても便利だけれど、表示された道順を“これしかない”と思わせてしまう」そんな味気ない毎日では人生が「もったいない」と思いませんか?
- 連載:TEDで知る世界
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