電通総研メディアイノベーション研究部は2月13日、「若年層のSNSを通じたビジュアルコミュニケーション調査」の結果を発表した。電通は2015年から同テーマを研究しており、今回はSNSへの関与が高い15〜34歳の男女を対象に定量・定性調査を実施している。
同調査によると、1日あたりのユーザーが「いいね!」を押す平均回数は、Facebookで9.3回、Instagramで10.3回。
SNSで発信するモチベーションは、「自分自身の体験のストック」という回答が最も多く(36.9%)、他人とのつながりやコミュニケーションよりも、あくまで自分視点で投稿している人が多いことが分かった。
また、10代女性はSNSで写真を投稿する際、「1投稿あたり写真加工アプリを平均で3個使用する」という。動画についても加工は盛んだ。他の年代は、ファッションのトレンドや芸能人の情報を検索サイトで得る一方で、10代女性は検索サイトよりSNSで検索する傾向がある。
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