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Xperia初のフロントデュアルカメラも 写真で解説する「Xperia XA2/XA2 Ultra」:CES 2018(2/2 ページ)
ソニーモバイルがミッドハイのスマートフォン「Xperia XA2」と「Xperia XA2 Ultra」を発表。XA2 Ultraは前面にデュアルカメラを搭載。CES 2018のブースで実機を触ってきた。
5.2型のXperia XA2はインカメラ1つを搭載
5.2型ディスプレイのXperia XA2は、XA2 Ultraのインカメラを800万画素のシングルにしたモデルといえる。背面の指紋認証センサーの位置などもXA2 Ultraに準じる。
過去モデルのXA1とXAは画面サイズが5型だったが、XA2は0.2型サイズアップ。一方で本体サイズは70(幅)×142(高さ)×9.7(奥行き)mmで、XA1から横幅は3mm増。高さは逆に3mm低くなっている。
バッテリー容量は3300mAhで、XA1の2300mAhより約4割アップ。XA2シリーズはどちらのモデルも「大容量バッテリー」を1つのアピールポイントにしている。本体の厚さは1.7mm増えているが、このクラスのターゲットユーザーはスマートフォンに「薄さ」よりも「長時間駆動」を求めている、ということなのだろう。
インカメラはシングルながらも、ソフトウェアで疑似的にワイド撮影も可能とし、XA2 Ultraと同じ集合セルフィーにも対応する。片手でも持てるコンパクトな大きさだけに、日本市場への投入も期待したいモデルである。
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