ワイヤレス充電器の選び方 4つのタイプ別に紹介:スマホ×バッテリー快適ライフ(2/2 ページ)
ワイヤレス充電にすれば、コードを接続する手間が省ける。代表的な規格である「Qi(チー)」に対応したスマホが増えた。一口にワイヤレス充電といっても、対応する充電器はさまざまな種類がある。今回は、Qi対応のワイヤレス充電器をタイプ別に紹介する。
3.自室に設置するなら付加価値にこだわる製品選びもアリ
ワイヤレス充電器は場所を占領するのであまり積極的に利用していないという人もいるだろう。そういう場合には、充電器に付加的な機能が備わっている製品を選んではいかがだろうか。例えば、下の例のように時計としての機能や、バックアップデバイスとしての機能を備える製品もある。
「Gotek Wireless Charger」は、DISCOVERストアで販売されている最大10W出力の多機能ワイヤレス充電器だ。充電パッド面に電子ディスプレイが搭載されており、スマートフォンを設置していないときには、デジタル時刻として使える。アラーム機能も備える。また、ベース部分は「ナイトライト」機能により、寝室での夜間照明としても活躍する。
「iXpand ワイヤレスチャージャー」は、外部メモリで広く知られるサンディスクブランドから発表されたQi対応のワイヤレスチャージャーだ。256GBのストレージを備えており、専用のアプリをインストールしたスマートフォンを設置すると、充電を行いながら、自動で端末内の写真をバックアップしてくれる。スマートフォンごとにバックアップしたデータをパスワードで保護できるので、家族で使用してもプライバシーを保てる。対応機種はiOS11.0以降またはAndroid 5.0以降。
4.車載ホルダーが充電器を兼ねる製品も
ライフスタイルの中心に車があるという人ならば、ワイヤレス充電機能を備えた車載ホルダーは必須アイテムといえる。重視すべきは、取り外しが片手で簡単に行えること。乗り降りの頻度が多くても、ストレスにならなければ使い続けやすい。
例えば、サンワダイレクトで販売されている「ワイヤレス充電マグネットホルダー(200-CAR066)」は、磁力でスマートフォンを固定できる。パッド部分がQi対応のワイヤレス充電器になっており、設置したスマートフォンを最大出力9Wで充電可能。
アームの耐荷重は約220gなので、大抵のスマートフォンは装着できる(iPhone XS Maxが208g)。ただし、大型のスマートフォンに保護ケースを装着した際には注意したい。アームの接地部分には、吸盤があり、レバーの上下で取り付ける仕組み。別売のドリンクホルダー用アタッチメント(200-CAR038)を使えば、ドリンクホルダーに立てかけることもできる。ちなみに、充電パッドのみ取り外して、車外で利用することも可能。
「スマートフォンクレイドル SDA-SC500」は、カロッツェリアブランドが開発した車載ホルダーだ。ホルダーが電動で開閉するので、片手で簡単に装着できる。充電パッドを備え、iPhoneのワイヤレス充電対応機種を最大7.5W、Samsung製スマートフォンを最大10W、その他のスマートフォンを最大5Wで充電できる。他の製品よりもやや高額だが、エアコン吹き出し口に装着できるアタッチメントやQC3.0対応のシガーソケット用USBチャージャー、1.1mのUSB Type-Cケーブルが付属することを考えれば割安だ。
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