ソニー、インナーウェア装着型冷温ウェアラブルデバイス「REON POCKET」のクラウドファンディングを開始
ソニーのクラウドファンディングサイト「First Flight」で、インナーウェア装着型冷温ウェアラブルデバイスのプロジェクトがスタート。専用インナーウェアの首もとにあるポケットに端末を装着し、スマホで最適な温度に調整することができるという。
ソニーのクラウドファンディングサイト「First Flight」において7月22日、インナーウェア装着型冷温ウェアラブルデバイス「REON POCKET(レオンポケット)」のプロジェクトがスタートした。
REON POCKETは、専用インナーウェア(東レインターナショナル提供)の首元にある背面ポケットに端末を入れて、アプリの操作で直接首元の温度調整ができる冷温両対応のウェアラブルデバイス。ソニーがモバイル機器の開発を通じて培ってきた独自の熱設計技術を搭載しているという。
温度は5段階で調整可能で、オートモードも利用できる。風量調節機能の他、冷温の繰り返しやオフタイマーをセットできる「マイモード」も備える。端末は基本モードのみ使用できる「REON POCKET ライト」、オートモードや風量調節、カスタマイズが可能なマイモードを使用できる「REON POCKET スタンダード」の2種類を用意する。
専用インナーウェアの背面ポケットは端末が首元にフィットする設計で、外見に違和感無く装着できる。重量は約80gで、生地は吸水速乾性を持つ極細繊維のポリエステルを使用。サイズはS・M・Lの3サイズ、カラーはホワイトとベージュの2色で展開する。
支援コースは「REON POCKET ライト」1台とインナー1枚の1万2760円(税込)からで、8月19日まで出資を募る予定となっている。
なお、このプロジェクトは、スタートアップの創出と事業運営を支援する「Sony Startup Acceleration Program(SSAP)」のオーディションを通過した案件。現在は事業化に向けて進めている。
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