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月額980円から 3キャリアの「ケータイ→スマホ乗り換えキャンペーン」をおさらい携帯料金 A to Z

3キャリアはケータイからスマートフォンへの乗り換えを促すキャンペーンを積極的に展開している。NTTドコモとauは指定のプランを契約することで一定額を割引し、ソフトバンクは専用のプランを提供している。スマホ乗り換え施策の違いを確認しよう。

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 3キャリアはスマホ移行を進めるべく、ケータイからスマートフォンへの乗り換えを促すキャンペーンを積極的に展開している。NTTドコモとauは指定のプランを契約することで一定額を割引し、ソフトバンクは専用のプランを提供している。3キャリアの違いを改めて確認する。なお、記事内の価格は税別で統一している。

ドコモの「はじめてスマホ割」

 ドコモが提供する「はじめてスマホ割」は、ケータイからの機種変更または他社ケータイからの乗り換え(MNP)でスマートフォンを契約した人を対象にした割引サービス。対象の料金プランは「ギガホ」または「ギガライト」だ。

 適用条件を満たせば、対象料金プランの月額基本使用料から、毎月1000円が割り引かれる。割引期間は初回適用月から最大12カ月間。対象料金プランが適用された月から割引開始となり、月途中の場合には日割り計算される。ギガライトを選択して、かつ3回線以上契約して「みんなドコモ割」を適用し、月間のデータ容量が1GB未満なら1年目は月額980円となる。

 なお、ケータイを18カ月間以上利用しているのも条件の1つとなるため、(ほぼいないだろうが)ケータイを利用し始めの場合は恩恵を受けられない。対象端末には、ドコモケータイの他、らくらくホン(らくらくスマートフォンを除く)、キッズケータイも含まれる。

はじめてスマホ割
「はじめてスマホ割」を適用した場合の割引イメージ。月額利用料が1980円の場合、1000円が割り引かれ、980円になる

auの「ケータイ→auスマホ割」

 KDDIが提供する「ケータイ→auスマホ割」では、適用条件を満たすユーザーが、契約時に「新auピタットプラン」に加入した場合、翌月から月々最大1700円が12カ月間割り引かれる。割引額は、通話定額サービスに加入するかどうかで異なり、未加入または「通話定額ライト」なら1000円、「通話定額」なら1700円となる。

 家族割プラスで3人加入し、1GBまでの利用なら、1年目は1人あたり月額980円〜に抑えられる。

 適用条件は、auケータイを16カ月以上使っている人が機種変更すること、他社ケータイからauスマホ(4G LTE)に乗り換え、「新auピタットプラン」に加入することなど。

ケータイ→auスマホ割
「ケータイ→auスマホ割」の割引額

ソフトバンクの「スマホデビュープラン」

 ソフトバンクは、2019年6月から「スマホデビュープラン」を提供している。同プランでは、ケータイからスマホにMNPまたは機種変更し、指定の適用条件を満たすことで加入できる。

 1GBのデータ通信や基本料金を含む月額2480円の「スマホデビュープラン」に、準定額オプション」(月額500円)または「定額オプション」(月額1500円)をセットすると、月額1000円の割引が永続する「スマホデビュー専用割引」が適用される。この割引は「1年おトク割」(−1000円×12カ月)と併用可能で、準定額オプションを組み合わせた場合、契約翌月から1年間は月額980円から、それ以降は月額1980円から使える計算となる。

 割引の適用には、通話基本プラン(2年契約)と、通話オプションの「準定額オプション」か「定額オプション」への加入が必須だ。

スマホデビュープラン
「スマホデビュープラン」の料金イメージ。通話基本プラン(2年契約)に、準定額オプションを加えた料金から、「1年おトク割」で1000円割引、さらに「スマホデビュー専用割引」で1000円割引となる

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