約8割が「5G」を認知 期待は「ネット利用のしやすさ」 ジャストシステムの調査
ジャストシステムは、10月10日に「モバイル&ソーシャルメディア月次定点調査(2019年9月度)」の結果を発表した。約8割が「5G」を認知し、期待している内容は「インターネットが利用しやすくなる」が最も多くなった。
ジャストシステムは、10月10日に「モバイル&ソーシャルメディア月次定点調査(2019年9月度)」の結果を発表した。
本調査は、マーケティングリサーチ情報サイト「Marketing Research Camp(マーケティング・リサーチ・キャンプ)」で、ネットリサーチサービス「Fastask」を利用して実施したもの。調査対象は17歳〜69歳の男女1100人で、調査期間は9月24日〜9月28日。
スマートフォン利用者のうち、次世代通信システム「5G」を「知っており、他の人に説明できる」は10.5%、「知っているが、他の人に説明できるほどではない」は31.7%、「聞いたことはあるが、よく知らない」は38.9%となり、合計で81.1%が認知していることが分かった。
認知しているユーザーのうち「5Gの実用化に期待している」は72.0%で、その理由は「インターネットが利用しやすくなる」が最も多く(67.8%)、次いで「動画が視聴しやすくなる」(61.8%)、「ライブ動画が視聴しやすくなる」(42.4%)となる。「動画が視聴しやすくなる」の回答者を年代別に見ると10代が80.5%、20代が47.1%、30代が51.1%、40代が75.0%、50代が59.0%、60代が67.5%となった。
「eスポーツ」について「知っており、他の人に説明できる」は13.7%、「知っているが、他の人に説明できるほどではない」は29.8%、「聞いたことはあるが、よく知らない」は35.5%で、認知度は79.0%。2018年9月度調査の63.1%から15.9ポイント向上した。
9月に発売された新型iPhoneについて、スマートフォンユーザーのうち「購入、または購入予約をした」は4.2%。「とても興味を持っていて、購入を検討している」は6.8%、「とても興味を持っているが、まだ購入検討までは至らない」は11.5%、「やや興味を持っている」人は18.6%で、計36.9%の人が興味を持っている。また、新型iPhoneに興味があるユーザーが魅力を感じているのは、58.0%が「iPhone 11」、39.7%が「iPhone 11 Pro」、24.2%が「iPhone 11 Pro Max」と複数回答で答えた。
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