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調査リポート

ドコモ「モバイル社会研究所」が小中学生のスマホ利用ルールを調査

NTTドコモの「モバイル社会研究所」が、全国のスマートフォンを利用する小中学生の保護者に「スマホの親子間ルール」についての調査し、その結果を発表した。小学校低学年〜高学年にかけて、個人情報や料金に関するルール設定をするようになる傾向が見られた。

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 NTTドコモの企業内研究所「モバイル社会研究所」は2月26日、国のスマートフォンを利用する小中学生の保護者を対象とした親子間ルールについての調査結果を発表した。有効回答数は1000組。

 「スマホを使うのは決められた時間だけ」「食事中にスマホを利用しない」という約束ごとは、小学校低学年(1〜3年生)でも6割以上が設定している。また、小学校低学年から高学年(4〜6年生)にかけて、「個人情報の公開」や「料金」に関するルール設定率が拡大する様子がうかがえる。

 また、中学生になると、「オンラインでの人間関係」についてのルール設定率が拡大する一方で、「子どものLINEやメールのメッセージを親が確認する」「スマホを使うのは決められた場所だけ」といったルール設定率が下がる様子もうかがえた。

モバイル社会研究所
約束の設定率

 「お子様がスマホを長時間使い過ぎてしまうことはありますか」という質問では、中学生の保護者の9割以上が「使い過ぎていると思う」と回答。その理由は「楽しくてやめられないため」が男子約7割、女子約6割となり、特に中学生の女子は「友だちや世間で話題となっていることを見逃したくないと思っているため」「友だち付き合いのため」「家族や部活・習い事・塾などの連絡のため」が中学生の男子より10〜15ポイントほど多い。

モバイル社会研究所
使いすぎかどうかに関する問いに対する回答

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