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5G時代の幕開けにふさわしいスマートフォン 「AQUOS R5G」を使い倒してみた(1/2 ページ)

「5G」の商用サービス開始に合わせて、シャープはいち早く対応スマートフォン「AQUOS R5G」を投入した。8K動画を撮影できるカメラや6.5型IGZOディスプレイを搭載するなど、5G環境での実力をいかんなく発揮できるモデルに仕上がっている。

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 日本でもスタートした「5G」の商用サービスに合わせて、シャープはいち早く5G対応のハイエンドスマートフォン「AQUOS R5G」を開発し、NTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクの3キャリアから発売された。価格(税込み)はドコモ向けが11万1672円、au向けが12万9145円、ソフトバンク向けが12万9600円。

 AQUOS R5Gは単に5Gに対応しただけでなく、8K動画の撮影もできる4眼カメラや、10億色表示が可能な6.5型IGZOディスプレイ、最新プロセッサのSnapdragon 865を搭載するなど、5G環境での実力をいかんなく発揮できるモデルに仕上がっている。

 そんな5Gの幕開けを飾る本機の実力を見ていこう。

AQUOS R5G
シャープ製スマートフォン「AQUOS R5G」

高画質な映像を存分に楽しめる、6.5型大画面ディスプレイ

 5Gでまず注目されるのが、高画質な映画の視聴だ。AQUOS R5Gでは現行スマートフォンの中でも特に大きな6.5型(1440×3168ピクセル)のPro IGZOディスプレイを搭載。10億色表示が可能な上に、Dolby VisionやDolby Atmosにも対応。映画などを制作環境により忠実かつ、リッチな映像と音で楽しめる。

AQUOS R5GAQUOS R5G 約6.5型(1440×3168ピクセル)のPro IGZO液晶と、8K動画撮影に対応した4眼カメラを搭載

 ディスプレイは縦長なので、メールやSNS、Webサイトも多くの情報を閲覧しやすい。上部の極小ノッチには約1640万画素のインカメラ、下部には指紋認証センサーを搭載する。最大輝度が1000カンデラと明るいのも特徴だ。HDR動画などの表現力が高いことに加えて、屋外でも画面の視認性を向上させるアウトドアビューの効果もあって画面が見やすい。

AQUOS R5G
1000カンデラの明るいディスプレイと、アウトドアビューにより屋外でも画面の内容を視認しやすい

 背面には曲面の樹脂パネル、側面にはメタルフレームを採用する。背面は本体カラーによって印象はやや異なるが、周囲の光によって異なる輝きを見せてくれる。

AQUOS R5G
曲面の樹脂パネルと、へこみを持たせたメタルフレームを採用。手になじみやすく、しっかりと握りやすい。上部にはイヤフォン端子も搭載する

 実際の持ち心地だが、背面のパネルが手になじむ上に、側面のメタルフレームは中心部をややへこませた形状にすることで、指の引っ掛かりがよく持ちやすい。この形状は放熱を助けつつも、手には熱を伝えにくくする効果もある。高い質感と機能性を両立したデザインだ。

【訂正:2020年4月28日11時00分 初出時に、背面パネルの素材を「ガラス」としていましたが、正しくは「樹脂」です。おわびして訂正致します】

AQUOS R5G
右側面にはボリュームキーと電源キーを搭載、厚さは約8.9mmだ
AQUOS R5G
左側面にはnanoSIMとmicroSD用のスロットを搭載
AQUOS R5G
上部にはイヤフォン端子を搭載
AQUOS R5G
下部にはUSB Type-C端子とフォトライトを搭載

超広角・高繊細な8K動画を撮影できるカメラ

 AQUOS R5Gでは、シャープ初の4眼カメラを搭載。約1220万画素の標準カメラ、約4800万画素の超広角カメラ、約1220万画素の光学2倍の望遠カメラに加えて、被写界深度を測定するToFカメラを搭載する。

AQUOS R5G
2倍望遠や超広角を含む4眼カメラを搭載、さまざまな撮影シーンに対応する

 中でも特徴的なのは、8K動画の撮影に対応した約4800万画素の超広角カメラだが、スマホで8K動画が必要なのか、という疑問があるだろう。そこでシャープは、8Kだからこそ便利な動画の視聴方法として「フォーカス再生」を用意。子どもやペットが走り回る状況や、スポーツの動きを超広角の8K動画で広めに撮っておけば、後から人物や犬、猫を自動でズームアップしてくれる。もとが8Kの高繊細な映像なので、拡大しても高画質なのがうれしい。

AQUOS R5G
AQUOS R5G
動画再生画面で「フォーカス再生」をタップすると、人物や犬、猫を自動でズームアップして再生してくれる

 4K以下のサイズで撮った映像なら、「AIライブストーリーPro」によって、見どころを約15秒でまとめた動画が自動で作成される。動画を撮っても長くなりがちで後から見ることが少ない人にとってうれしい機能だ。AQUOS R5Gではズームをしたりマルチフレームを使ったりと、エフェクトがより豊かになった。

エフェクトが増えてより表現力が豊かになった「AIライブストーリーPro」

 静止画撮影では超広角、標準、望遠レンズが活躍。広い風景から、やや遠めのちょっと寄りたい写真まで気軽に撮影できる。背景をぼかすポートレートは写真だけでなく、動画撮影でも利用可能だ。

AQUOS R5G
超広角で撮影。圧倒的な広さに加えて、スマホの超広角カメラとしては珍しく約4800万画素のセンサーを搭載。建物の細部もしっかり描写できている
AQUOS R5G
明るい標準カメラで撮影。実は奥の空は明るく、手前の花畑は暗い取りづらいシーンだが、一枚の鮮やかな写真として成立させている
AQUOS R5G
近寄りにくい動物も、光学2倍ズームなら撮影しやすい
AQUOS R5G
「背景ぼかし」モードを利用すれば、ぼかし量を調節しながら、被写体を強調させた写真を撮影できる

提供:シャープ株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia Mobile 編集部/掲載内容有効期限:2020年5月26日

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