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Samsung、米国防総省向け特別仕様端末「Galaxy S20 Tactical Edition」発表
Samsung Electronics Americaが米国防総省のニーズに合わせた戦場仕様のスマートフォン「Galaxy S20 Tactical Edition(TE)」を発表した。ステルスモードやナイトビジョンモードを備え、NSA標準に基づくデータ暗号化機能「DualDAR」を搭載する。
韓国Samsung Electronicsの米国法人Samsung Electronics Americaは5月20日(現地時間)、米国防総省(DoD)のニーズに合わせた特別仕様のスマートフォン「Galaxy S20 Tactical Edition(TE)」を発表した。DoDの他、一部のパートナーを通じて第3四半期(7〜9月)に提供を開始する計画だ。
サイズやバッテリー容量、カメラなどの基本スペックは「Galaxy S20」とほぼ同じでSub-6 5Gもサポートする。色はコズミックグレイ1色のみ。
追加機能としては、ステルスモード(LTEを無効にして完全なオフグリッド通信を実現)、ナイトビジョンモード(ナイトビジョンゴーグル着用用のディスプレイ調整)、戦術アプリのクイック起動、ロック画面の自動回転、自動タッチ感度(戦場でグローブをはめたままでもタッチ対応する感度)、クイック共有、セキュリティサービスの「Knox」、IP68レベルの防水、無線PowerShare、外部端末へのドッキングに対応する「Samsung DeX」、AIアシスタントの「Bixby」、認証システム「Samsung Pass」、NSA標準に基づくデータ暗号化機能「DualDAR」などがある。
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