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18サービスに対応したコード決済統一規格「JPQR」、6月22日に受付開始
総務省はコード決済の統一規格「JPQR」普及に向け、6月22日から導入店舗のWeb申し込みを受付開始する。「LINE Pay」や「メルペイ」など18サービスに対応し、それぞれの加盟店手数料も公開した。
総務省はコード決済の統一規格「JPQR」普及に向け、6月22日から導入店舗のWeb申し込みを受付開始する。
「JPQR」は主要なキャッシュレス決済サービス「au PAY」「d払い」「PayPay」など、18サービスに対応。各サービスの加盟店手数料も公開しており、サービスによって異なる。例えば「au PAY」は無料(2021年7月31日まで)、「d払い」は2.585%(税込み/2021年6月末まで)、「PayPay」は1.99%(税込み/2021年3月31日まで)、「メルペイ」は1.5%(税別)、「LINE Pay」は無料(2021年7月31日まで)となる。
なお「OKI Pay」「commoney」「はまPay」「PayPay」「ほくほくPay」(北陸銀行・北海道銀行)「MoneyTap」は8月上旬以降に受付可能となる。キャッシュレス決済事業者の参加は引き続き受付中で、参加状況は随時更新する予定だ。併せてマイナンバーの所有者を対象とし、キャッシュレス決済事業者を通じて付与する「マイナポイント」利用可能店舗の開拓も進めるという。
参加予定決済18サービス
- atone
- au PAY
- OKI Pay
- UnionPay(銀聯)
- commoney
- J-Coin Pay
- d払い
- はまPay
- FamiPay
- PayPay
- ほくほくPay(北陸銀行と北海道銀行で1サービス)
- Money Tap
- メルペイ
- ゆうちょPay
- YOKA!Pay(福岡銀行のみ対象)
- LINE Pay
- 楽天ペイ(アプリ決済)
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