ソフトバンクが「スマホデビュープラン」の割引を改定 契約から1年間は月額900円(税別)から利用可能に
ソフトバンクが、11月11日に「スマホデビュープラン」の割り引き内容の一部を改定する。データ量上限が1GBの場合は、契約から1年目は月額900円(税別)から利用できるようになる。合わせて、「SoftBank学割」の内容も一部見直し、スマホデビュープランのデータ容量を2倍とする。
ソフトバンクは11月11日から、「スマホデビュープラン」の割引内容を一部改定する。通常のプラン(月間データ容量1GB)の場合、契約から1年目(契約翌月から12カ月間)の月額料金が「準定額オプション+」込みで900円(税別、以下同)となる。
改定の概要
同日から改定されるのは、スマホデビュープランの契約翌月から12カ月間適用される「1年おトク割」の割引額。従来は月額1000円を割り引いていたが、同日から割引を80円増額し1080円引きとする。これに伴い、この割引プログラムの名称を「1年おトク割+」とする。
これにより、通常プランは準定額プラン+込みで契約翌月から12カ月間は月額900円、契約14カ月目以降は月額1980円で利用できる。
月間データ容量を1GB増やした「スマホデビュープラン(1GBプラス)」の場合、準定額プラン+込みの月額は契約翌月から2カ月は月額900円、契約から4カ月目以降は1400円、14カ月目以降は2480円となる。
SoftBankの学割も一部改定
スマホデビュープランの割引内容の改定に伴い、1月11日から同プランが学割キャンペーン「SoftBank学割」の対象に追加される。
対象者は1年間、データ容量が1GBの場合は2GB、2GBの場合は4GBと2倍になる。ユーザー(契約者または利用者)が5〜22歳であることが条件で、スマホデビュープランに加入した上でSoftBank学割の受付期間中に「SoftBank学割2021特典(データ増量)」を申し込む必要がある。
さらに、学割期間中は16歳〜22歳でもスマホデビュープランに新規加入できる特典を提供する。
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