MVNOの満足度調査 総合は「イオンモバイル」、NPSは「mineo」がトップ
MMD研究所は、11月13日に「2020年11月MVNOの満足度調査」の結果を発表した。7ブランドのうち総合満足度1位は「イオンモバイル」、NPS1位は「mineo」となった。
MMD研究所は、11月13日に「2020年11月MVNOの満足度調査」の結果を発表。本調査は「2020年11月通信サービスの利用動向調査」でMVNO利用していると答えた7ブランド各150人、計1050人を対象とし、対象ブランドは「楽天モバイル」「mineo」「OCN モバイル ONE」「LINEモバイル」「BIGLOBEモバイル」「IIJmio」「イオンモバイル」。
利用しているMVNOで最も重視している点は「月額料金の安さ」が76.4%と最も多く、次に「料金プランの分かりやすさ」が4.4%、「料金プランの豊富さ」が3.4%。サービス別に見ても、全て「月額料金の安さ」が7割以上でトップとなっている。
続いて、利用しているMVNOの満足度を「料金部門」「サービス部門」「通信品質部門」「顧客サポート部門」の4部門で聞いた。料金部門と通信品質部門はイオンモバイル、サービス部門と顧客サポート部門はmineoがそれぞれ部門トップで、総合満足度1位はイオンモバイルとなった。
利用しているMVNOを家族や友人に勧めるか10点満点の点数をつけるNPS(ネット・プロモーター・スコア/顧客推奨度)を算出したところ、9点から10点をつけた推奨者は15.3%、7点から8点をつけた中立者は47.7%、0点から6点をつけた批判者は37.0%で、推奨者から批判者を引いたNPSは-21.7。サービス別のNPSで最も高い結果になったのはmineoの-12.7となっている。
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