ニュース
楽天モバイルと米リガードネットワークス、プライベート5Gの商用化試験に関する覚書を締結
楽天モバイルと米リガードネットワークスは「Rakuten Communications Platform」を活用し、リガードネットワークス社の商用プライベート5Gネットワークソリューションを協働設計する覚書を締結した。
楽天モバイルと米リガードネットワークスは2月12日、リガードネットワークスの商用プライベート5Gネットワークソリューションを協働設計する覚書を締結した。
両社は、安全でオープンなモバイルネットワークを迅速かつ低コストで構築できるクラウドネイティブのプラットフォーム「Rakuten Communications Platform」を活用。2021年第1四半期中にネットワーク試験の実施計画や、ソリューションの設計に向けたスケジュールを策定するという。
本合意に基づき、両社はプライベート5Gネットワークソリューションの共同開発、ハードウェアとソフトウェアプロバイダーのLバンド商用化準備を加速させるため楽天モバイルのパートナー企業エコシステムを活用することも検討中。また、両社は本ネットワーク試験実施の重要な目的として、プライベート5Gネットワークサービスの立ち上げを見据えた先進的な活用方法や、最終的なテクノロジースタックについて法人顧客と協働することを掲げている。
関連記事
- 「全国民に最適なワンプランを」 楽天モバイル新料金プランの狙い
楽天モバイルの新料金プランは、月額2980円で自社エリアは無制限でデータ通信可能という特徴は維持し、20GB以下の小容量〜中容量を値下げ。プランを増やすことなく、より多くのユーザー層をカバーできるようにした。3キャリアのオンライン専用20GBよりも安く、多機能であることもアピールした。 - 楽天モバイルの新料金プラン 1GBまでは無料、20GBで月額1980円の段階制に
楽天モバイルが1月29日、モバイル通信サービスの新料金プランを発表した。使用するデータ通信の容量が20GB以下の場合、段階的に料金を下げる。1GBまでは無料で利用できる。 - 楽天モバイルは2021年夏に人口カバー率96%へ、5Gは「大々的に発表する」と三木谷氏
楽天の三木谷浩史会長兼社長が、8月11日の決算説明会で、MNOサービス「楽天モバイル」の現状を説明した。基地局は2021年3月までに70%、2021年夏頃までには96%の人口カバー率を達成する見込み。9月末に提供予定の5Gサービスの料金プランは「驚きもある」という。 - 楽天モバイルとNEC、コンテナ技術を導入したSA方式5Gコアネットワークの共同開発に合意
楽天モバイルとNECは、6月3日にコンテナ技術を導入したStand Alone方式の5Gコアネットワークの共同開発について合意。NECが開発したソースコードをベースに、コアネットワークの構築を進めていく。 - 楽天モバイルが米Innoeye(イノアイ)を買収へ 「Rakuten Communications Platform」の開発体制強化を目指す
楽天モバイルが米Innoeye(イノアイ)とInnoeye Technologiesを買収したと発表した。これにより、5Gネットワーク用の完全仮想化クラウドネイティブモバイルネットワークプラットフォームの開発体制強化を目指す。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.