オンライン専用プランの認知率はahamoがトップ、不満は「キャリメールが使えない」
Insight Techは、7月1日に同社が運営する「不満買取センター」で実施した「スマホ料金プラン」に関する調査結果を発表した。オンライン専用プランの認知率は75%以上で、楽天モバイルのユーザーの78.1%がすでに変更したと答えた。
Insight Techは、7月1日に同社が運営する「不満買取センター」で実施した「スマホ料金プラン」に関する調査結果を発表した。調査期間は6月12日 で、有効回答数は4981件。
各キャリアをメインで利用するユーザーに、それぞれのオンライン専用プランの認知について切った。NTTドコモの「ahamo」は96.0%、auの「povo」は81.5%、ソフトバンクの「LINEMO」は77.1%、楽天モバイルの「RakutenUN-LIMIT VI」は87.8%となり、すべて75%以上となった。また、NTTドコモ、au、ソフトバンクユーザーの「既に変更した」と「変更を考えている」の割合は30%未満となったが、楽天モバイルユーザーの「既に変更した」が78.1%となっている。
スマートフォン所有者に「スマホのプランを選ぶ際にもっとも重視する内容」を聞いたところ、「料金」が74.7%、「データ容量」が12.0%、「他サービスとの割引」が6.5%。この他「キャリア決済が出来る店が多いこと」「海外での使い勝手が良いこと」「電波のカバーエリアの広さ」「メールアドレスの変更がないこと」「ゲームや音楽、映像の見易さ」「アフターサービスが良いこと」「災害時に繋がること」などの意見が集まった。
オンライン専用プランに対する不満や懸念点は「キャリアメール/メールアドレスが使えない」「店舗サービス/窓口がない」「家族割がない」「電波が弱い」「何が違うか分からない」といった意見が多く集まった。
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