ドコモ、Googleのメガネ型ウェアラブルデバイスを法人向けに販売 先着200社限定トライアルも
NTTドコモは、8月10日からGoogleのメガネ型ウェアラブルデバイス「Glass Enterprise Edition 2」を法人向けに販売。応募条件を満たした先着200社に特別価格で提供するトライアルキャンペーンも実施する。
NTTドコモは、8月10日からGoogleのメガネ型ウェアラブルデバイス「Glass Enterprise Edition 2」を法人向けに販売する。価格はオープンで、フレームは別売りのオプション品となる。
本製品は情報の表示が可能な透明ディスプレイ、800万画素のカメラ、タッチパッド、電池パックなどの機能を搭載しつつ重量46gを実現。OSはAndroid 8.1(Oreo)、プロセッサはQualcommの「Snapdragon XR」、メインメモリは3GB、内蔵ストレージは32GBを備える。容量800mAhのバッテリーは急速充電に対応する。
ビデオ会議「Google Meet」、遠隔作業支援やワークフローをサポートする「TeamViewer Frontline」 、AI顔認証ソフトウェア「SAFR」といったソリューションが利用でき、2022年3月にはクラウド型遠隔作業支援ソリューション「Smart Glass Cloud」へ対応する予定だ。同社の5Gネットワークと各ソリューションの組み合わせで、製造業での遠隔支援や物流業界でのワークフロー確認、オンライン接客、顔認証を使った迷子検知などに活用できるとしている。
応募条件に該当する法人の先着200社(1社1台)に限り、フレーム込み9万8000円(税込み)で販売する「Glass Enterprise Edition 2 トライアルキャンペーン」を実施。「ドコモ 5G オープンパートナープログラム」に加入済みかつ「ビジネスdアカウント」を1アカウント以上発行し、7月15日〜11月30日に対象ソリューションいずれかの新規加入または新規IDの追加を申し込み、アンケートに回答することが条件となる。応募受付は7月15日に開始し、なくなり次第終了する。
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