楽天モバイルユーザーのポイントが11月から+3倍に “実質0円運用”は可能なのか?:スマホ料金プランの選び方(1/2 ページ)
楽天モバイルの1GB以下のプランが有料化されたことで、このまま使い続けるべきか、乗り換えるべきか悩んでいる。だがここにきて、「楽天モバイルを継続した方がいいかも?」と思わせる特典がリリースされた。それは「Rakuten UN-LIMIT VII」契約者は11月1日から、「SPU」の特典をポイント最大+3倍にするというものだ。
楽天モバイルの1GB以下のプランが有料化されたことで、このまま使い続けるべきか、乗り換えるべきか悩んでいる。キャンペーンの適用で、2022年10月末までは1GB以下なら実質無料で利用できるのをいいことに、結論を先延ばしにしているのだ。
とはいえ、9月は1081円(税込み、以下同)、10月は1080円を支払い、その2161円分を楽天ポイントで付与されることで実質無料となるので、これ以上余計な出費をしないためにも、そろそろ結論を出さなくてはいけない。
乗り換える場合は、povoまたは日本通信が良さそうだということは前回の記事で検証した。
「Rakuten UN-LIMIT VII」の契約者向け特典が意外と見逃せない
だがここにきて、「楽天モバイルを継続した方がいいかも?」と思わせる特典がリリースされた。それは「Rakuten UN-LIMIT VII」契約者は11月1日から、「SPU」の特典をポイント最大+3倍にするというものだ。内訳は、楽天PointClub最上位のダイヤモンド会員が+3倍、ダイヤモンド会員以外が+2倍、スーパーホーダイ・組み合わせプラン(2022年4月8日受付終了)が+1倍となる。
SPU(スーパーポイントアッププログラム)とは、楽天グループの対象サービスを利用することで、「楽天市場」のポイント倍率がアップするプログラムのこと。通常、楽天会員はポイント1倍のところ、楽天モバイルを利用していると+1倍となり、合計2倍となる。他にもSPUの対象サービスを利用して条件を達成すれば、さらにポイント倍率がアップする。
実は現在も、「Rakuten UN-LIMIT VII」提供開始記念のキャンペーンによって、「Rakuten UN-LIMIT」契約者はポイント最大+2倍で、通常のSPUを加えると、同様に最大+3倍のポイント倍率になっている。このキャンペーンが10月31日に終了し、11月1日以降はSPUの特典として統合されるのだ。この最大+3倍がキャンペーンではなくSPUの特典となることで、楽天市場の買い物が継続的にお得になる。ただし、SPUの対象サービスや条件は不定期で変更になることもある。
現在
- 【SPU】楽天モバイル利用+1倍
- 【キャンペーン】最大+2倍
- 合計 最大+3倍
11月1日以降
- 【SPU】楽天モバイル利用+1倍、楽天モバイル回線利用最大+2倍
- 合計 最大+3倍
楽天会員は通常1倍で、楽天モバイルの利用で筆者の場合は+2倍、これに年会費無料の楽天カードに入会して買い物代金を決済すれば+2倍となり、合計5倍のポイント倍率になる。楽天ポイントは基本100円(税別)に付き1ポイントの付与になるので、1カ月に2万円(税別)の買い物をすると1000ポイントが得られて、3GBまで1078円(税込み)の代金の元がほぼ取れそうだ。
この他にも、Rakuten UN-LIMIT VIIの契約者には、楽天のコンテンツがお得に利用できる特典が用意されている。例えば「楽天マガジン」が初回90日無料で利用でき、その後も月額プラン418円が293円(税込み、以下同)に。年額プラン3960円が2772円と、いずれも30%オフで利用できる。「楽天ミュージック」のスタンダードプランも初回90日無料で、その後も30日間980円が780円と、ずっと200円オフで利用できるといった具合だ。
筆者は今、音楽聴き放題サービスへの加入を検討しているので、「楽天ミュージック」に加入することで90日無料、その後も200円オフになって、その分でも楽天モバイルの支払いを軽減できるだろう。だが、「Amazonプライム」なら年間4900円で配送料無料、「プライムビデオ」が見放題、「プライムミュージック」が聴き放題と、より魅力的に感じる。
この問題は、ネットショッピングを楽天市場にするのか、Amazon.co.jpにするのかで、結論が変わってくるだろう。この機会に楽天経済圏に取り込まれるのもいいなと思う反面、主に利用しているキャッシュレス決済がPayPayであることから、決済手段も楽天カードや楽天ペイに変更する必要があることを面倒に感じることもあり……。また先延ばしになるが、もう少しじっくり考えてみようと思う。
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