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後付けできるミラー型ドラレコ「ミラーカム3」を試す “爆光液晶”で見やすく、車の後方視界を劇的に改善できる(2/4 ページ)

ドラレコを検討するなら、ドラレコ付きデジタルインナーミラーという選択肢も検討してみよう。

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ミラーカム3の強み

 なぜミラーカム3を本記事で取り上げたかといえば、同製品の特徴である「“爆光”をうたう昼間でも見やすいディスプレイ」「配線が目立たない独自の本体デザイン」「映像の品質」が優れていると感じたからだ。

 価格はGPSなしモデルが3万2800円、GPS付きモデルが3万5800円(いずれも税込み)となる。GPSについては後述する。

 早速実機を紹介していこう。商品にはミラーカム3本体に加え、フロントカメラ、リアカメラ、取り付け用のゴムバンド、車内取り付け用ブラケット、内張剥がし、シガーソケット電源ケーブル、拭き取りクロス、両面テープ、マニュアル類が付属している。

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ミラーカム3の付属品(製品版と異なる場合あり)

 取り付けは、もともとあるルームミラーの上にミラーカム3を重ねた状態にして、裏側のゴムバンドで押さえつける。最近はルームミラー自体を交換する車種専用タイプも登場しているが、これならさまざまな車種に取り付けられる。ETC一体型ルームミラーでも問題なく取り付けられた。

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ルームミラーの上からゴムバンドで押さえつけて装着する

 ちなみに、これではルームミラーが傷付いてしまうのではないかと心配になるが、筆者の環境では1カ月ほど使用して問題は起きていない。気になるようであれば、布を挟むなど対処してもいいだろう。

 ミラーカム3の上部には左からリアカメラ、フロントカメラ、microSDメモリーカード、電源の接続ポートがある。

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左からリアカメラ、フロントカメラ、microSDメモリーカード、電源の接続ポート

 ここにも同製品の強みがある。液晶をカバーしているフロントパネルが上部に少し伸びているデザインが採用されており、この余白によって接続したケーブルが隠れて見た目がスッキリする。他のデジタルインナーミラー製品でこうした工夫があるのは見たことがない。

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全てのケーブルを接続したところ
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本体の上部のケーブル露出が最小限に抑えられて見栄えがいい(写真は公式サイトより)
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一般的なデジタルインナーミラー製品の一例。本体上部につなぐ複数のケーブルが丸見えで後付け感が強くなってしまう

 さらに多くのデジタルインナーミラーは、フロントカメラが本体と一体型であることが多いが、ミラーカム3は独立型だ。ディスプレイの角度を見やすい位置に調整してもフロントカメラの画角が変わってしまうことはない。

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ミラーカム3はフロントカメラも独立しているので、ケーブルの取り回しを考える一工程は増えるが、ミラーの角度などによって画角が都度変わってしまうということはない

 リアカメラは車内外兼用のため少々武骨である。配線などを工夫したほうが見栄えはいいだろう。

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ミラーカム3に付属するリアカメラ。角度調整などは文句ないが、見栄えを気にするなら配線などを工夫しよう

 シガーソケット電源やリアカメラなど、車内で取り回しを考えなくてはいけないケーブルは3本ある。慣れている人であれば説明は不要だと思うが、こうした作業に慣れていない人は業者に任せたほうが安心だ。ネオトーキョーの公式サイトでは、こうしたECサイト購入の製品にも対応している出張取り付け業者が紹介されている。利用を検討してもいいだろう。

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