あおり運転対策にも効果がある前後録画ドラレコ「MF-BDVR002」を試す ヘルメットに装着してインカム機能も(3/4 ページ)
できれば避けたいが、どんなに気を付けていても遭遇する可能性のある追突事故やもらい事故。正当性を主張するためにもドライブレコーダーは欠かせないが、それはバイクでも同様だ。今回は、ヘルメットに取り付けるタイプの前後同時録画可能な「MF-BDVR002」を紹介する。
クリップ式より落ちづらい仕組み
早速ヘルメットに取り付けていこう。ブラケットは挟み込み式/両面テープ固定式の2in1タイプだ。まずは挟み込み方法を試してみた。
インカムなどヘルメットに装着するものによってはバネの力で挟み込むクリップ式のものもある。筆者が普段使っているインカムもそのタイプだ。しかしうまくはまっていないとズレることがある。最悪の場合、脱落してしまう。とはいえ、ヘルメットから脱落したとしてもイヤフォンやマイクとつながっているケーブルのおかげで道路に落としてしまうことはないのだが。
MF-BDVR002の場合、付属する六角レンチを使ってぎゅっと締め付ける。おかげで取り付けたあとはびくともしない。これならよほどのことがない限り落ちないだろう。
両面テープで取り付ける場合はもっと簡単だ。位置を決めたらアルコールなどを使ってヘルメットに付着した油脂や汚れなどを取り去る。続けて挟み込み部分から外したブラケットのみに両面テープを貼ってから、先ほどきれいにしたヘルメットの所定の位置に押し付ける。しっかり接着させるため、1分ほどは押さえつけておいたほうが良いだろう。基本はこれだけだ。
あとはヘルメット装着型イヤフォンやマイクを取り付けるだけだ。最新のフルフェースヘルメットやシステムヘルメットでは、インカム用イヤフォンパッドを格納する部分にくぼみがあり、位置決めしやすい。貼り付けてからケーブルのコネクターを接続しよう。
MF-BDVR002の設定は専用アプリ「MUFU Video」(iOS、Android)で行う。MUFU Videoアプリをインストール済みのスマホとMF-BDVR002をWi-Fiで接続すれば、スマホ側で録画状況を目視確認したり、録画データの閲覧やスマホへのダウンロードをしたりすることが可能になる。
SDカードの初期化、画質設定、ループ録画の長さの設定、傾き補正などを行える
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