高画質ドラレコの70maiから1万円台のお手軽ドラレコ「Dash Cam A510」が登場 上位版と比較してみた(2/3 ページ)
70maiから新製品のドラレコが登場した。上位モデルに劣らない機能を持っていながら、より安価に買える商品だ。実力を試してみた。
とにかくまずは画質のチェック
A510は前後2カメラ構成のドライブレコーダーで、フロントは最大2.7K(2592x1944ピクセル、HDR対応)、リアは最大フルHD(1920x1080ピクセル)で撮影できる。以下は昼間と夜間で撮影したサンプル映像だ。YouTubeの画質設定を最高にして視聴することをおすすめする。
フロントカメラ(2.7K)
フロントカメラはレンズがF1.8、視野角は140度、イメージセンサーにソニーのIMX675(STARVIS 2)を採用しており、白飛びや黒つぶれなどが少なく非常に美しい映像が録画できている印象だ。
ちなみに選べる解像度とアスペクト比はそれぞれ2592×1944(4:3)、2560x1440P(16:9)となっており、フレームレートは30fpsとなる。サンプルでは2560x1440P(16:9)を選択している。
【訂正:2024年8月7日午後7時12分 初出時、60fpsで収録できると記載していましたが誤りでした。訂正してお詫びいたします。】
リアカメラ(フルHD)
一方、リアカメラはレンズがF2.0、視野角は140度、フレームレートは最大25fpsで、STARVIS 2にも対応していない。
上記のサンプルを見る限り、状況の記録には十分だが、特に夜間においてはナンバープレートの確認などが厳しい。あくまでA510はフロントカメラがメインの製品といえるだろう。
また、毎度のことだがテストに使用した車両はリアウィンドウに透過率が数%台というかなり濃い目なフィルムを貼っている。カメラは内側に設置するため、酷な環境であることを留意いただきながらサンプル動画を確認してほしい。
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