「iPhone SE(第4世代)」は2025年春に登場する? iPhone 16譲りの機能も? スペックや価格の予想まとめ
次期iPhone SE(第4世代)もそろそろ発売されるのではと、うわさが活発に出てきています。直近のうわさでは2025年春、要するに、もう間もなく発表されるという見方が主流になってきているようです。そこで、iPhone SE(第4世代)のスペックや価格を予想していきます。
現行のiPhone SE(第3世代)が発売されたのが2022年3月のこと。その前のiPhone SE(第2世代)が2020年4月、初代iPhone SEが2016年3月だったので、次期iPhone SE(第4世代)もそろそろ発売されるのではと、うわさが活発に出てきています。
もともと2024年発売とのうわさがあったものの、その後に2025年以降になるとの話が出ていました。また、iPhone SE(第4世代)に搭載予定のApple製モデムの開発が遅れているため、それに合わせて発売が2026年にずれ込むとの予想もありました。
ただし、直近のうわさでは2025年春、要するに、もう間もなく発表されるという見方が主流になってきているようです。そこで、現在のiPhone SE(第4世代)に関するうわさから、スペックや画面サイズ、発売日、価格などについてまとめてみました。
Touch IDがなくなり、ダイナミックアイランドを採用か
iPhone SE(第3世代)は、今では貴重な4.7型の小型端末ですが、iPhone SE(第4世代)は6.1型と大型化するという予想が有力です。液晶から、現行のiPhoneシリーズと同じく有機ELに変更になるとされています。また、著名リーカーのEvan Blass氏は鍵アカウントのXにて、iPhone SE(第4世代)はiPhone 14 Pro、iPhone 15/16シリーズと同様のダイナミックアイランドを採用すると投稿しています。
本体サイズに関しては、以前にはiPhone 14のシャシーがベースになると報じられていました。なお、直近では著名リーカーのMajin Bu氏が、iPhone SE(第4世代)とするものをiPhone 16と比較した画像をXに投稿しています。それを見ると、サイズ感はほぼ同じながら、エッジの仕上げがiPhone 16よりもシャープでiPhone 14に近い印象です。
ただ、iPhone 14がベースになりますが、外部接続端子はLightningではなくUSB Type-Cになるようです。iPhone 14ベースなので、Touch IDは非搭載となり、生体認証はFace IDのみとなります。また、ミュートスイッチの代わりに、iPhone 15 ProやiPhone 16シリーズと同様のアクションボタンになるとのうわさです。
この他、アウトカメラがシングル仕様になるのもiPhone 14とは違うところ。画素数はiPhone 16や15と同じ48MPになるとの情報もあります。
プロセッサはiPhone 16シリーズと同じA18という説も
気になるプロセッサに関しては、iPhone 16シリーズと同じA18チップになるといううわさが出ています。iPhone 16シリーズ発表以前の情報となりますが、MacRumorsによると、iPhone 16シリーズの開発コードには同じ内部識別子を持つ5つのモデルが含まれていたとのこと。これまでのiPhoneは同じ識別子であれば同じチップを搭載していたので、これら5つは同じチップを搭載している可能性が高いということになります。
実際、iPhone 16シリーズの4モデルは全てA18チップを搭載していました。そして、未発表の1台がiPhone SE(第4世代)の可能性があるとのことです。また、著名リーカーのFixed Focus Digital氏は、WeiboにiPhone SE(第4世代)の名称は「iPhone 16e」になると投稿しています。
名称についてはさておき、AppleはAI機能のApple Intelligenceに力を入れているので、iPhone SEでもApple Intelligenceが使えるようA18チップを搭載するというのはありそうな話ではあります。
価格はiPhone SE(第3世代)から5000円程度の値上げか
性能が上がるのはうれしい反面、価格が上がってしまうのが気になるところ。これについては、500ドル以下になるという説が有力です。iPhone SE(第3世代)は429ドルからですが、日本での価格は6万2800円から。1ドル約146.39円換算です。
2024年発売のiPhone 16(128GB)は799ドルが12万4800円で約156.195円換算。もし、iPhone SE(第4世代)の価格が429ドルからで据え置きだったとしても、日本では6万7000円〜と5000円近い値上げは覚悟しておく必要はありそうです。
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