iPhoneでaptXやLDACが使える超小型BTトランスミッター「QCC Dongle PRO」、3月末に発売 MFI認証あり
iPhoneは単体でaptX AdaptiveやLDACに対応していないため、本製品を利用すれば手軽にBluetoothで高音質なオーディオが実現できるようになる。
マギウェイは2月8日、中国・深センのオーディオブランド「Questyle」が開発した小型のBluetoothトランスミッター「QCC Dongle PRO」を3月末に日本で発売すると発表した。価格は未定。
QCC Dongle PROは、USB Type-Cポートを持つスマートフォンやPC、ゲーム機などに接続して使える高音質コーデック対応のBluetoothトランスミッターだ。
Qualcommの最新Snapdragon S5オーディオプラットフォームを採用しているという。Bluetooth 5.4に対応しており、コーデックはSBC、LE Audio(LC3)、aptX、aptX HD、aptX Adaptive、AAC、LDACを利用できる。
対応OSはWindows、Mac、iOS/iPadOS、Android、Linuxで、PlayStation 5やNintendo Switchといったゲーム機にも接続できる。
さらにAppleの定める基準を満たした互換性を持つ製品に与えられるMFI認証を取得しており、Appleデバイスとスムーズに接続できるのが特徴だ。
特にiPhoneは単体でaptX AdaptiveやLDACに対応していないため、本製品を利用すれば手軽にBluetoothで高音質なオーディオが実現できるようになる。
設定などは専用アプリ(iOS/Android)で行う。本体サイズは約25.2(幅)×10(奥行き)×15.25(高さ)mm、重さは約3gで、スマホに装着してもかさばりづらい。
下位モデルとして、SoCにSnapdragon S3を採用し、QCC Dongle PROの対応コーデックからAACとLDACをのぞいた「QCC Dongle」も用意する。
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