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ネックストラップと充電ケーブルの2-in-1「cheero USB-C to USB-C Strap Cable Smart」を試す(3/3 ページ)

ティ・アール・エイが販売を開始した「cheero USB-C to USB-C Strap Cable Smart」は、忘れっぽい筆者にとって待望となる製品であった。サンプル提供を受けることができたので、その使い心地や実力を検証する。

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ポータブルPCにも使えるパワフルさが魅力

 最大60W出力のUSB PDに対応とのことなので、100W出力可能なモバイルバッテリーを持って外に出掛けてみた。出先で作業をしていると、テザリングをするためスマホのバッテリー残量が見る見るうちに減ってしまう。もちろん、作業しているポータブルPCの残量も減る。

長さの比較
ケーブルを最も短くしたところ。首から下げて、サッと見たい場合、ブラブラさせたくない場合などにぴったりだ
長さの比較
コネクターカバーをスライドして、ケーブルを最も長くした状態。ショルダーストラップとして十分な長さがある
ヨレる
残念なのは、シリコンのホールド力が強く、コネクターカバー間を短くするとケーブル被膜がヨレてしまうことだ。ドキッとするので可能であれば改良してもらいたい

 筆者が愛用しているiPhone 16にStrap Cableを使って充電したところ、約5V/2Aで充電できた。

iPhoneを充電
iPhoneを充電している様子。約5V/2A程度で推移していた

 バッテリー残量が回復したので、今度はポータブルPC「AYANEO SLIDE」の出番だ。こちらは最大TDPが28Wだ。

AYANEO SLIDのTDPリミット
AYANEO SLIDの最大TDPを28Wに設定

 最大100W出力対応のモバイルバッテリーから、Strap Cableを使ってAYANEO SLIDEへ充電したところ、約20V/1.38で充電しているのを確認できた。最大では20V/1.88Aであった。

大体このくらいで推移
満充電に近い状態で「給電」中は20V/1.38A程度で推移していた
最大値
撮影に成功した最大値は20V/1.88Aであった。ポータブルPC単体でしばらく作業したため、バッテリー残量を回復しようとしていたようだ

 バッテリーを持ってきたが、ケーブルを忘れてきてしまった、そんな経験をしたことがあるのは、決して筆者だけではないはずだ。だからこそ、ケーブル内蔵モバイルバッテリーが増えてきているのではないだろうか。

 Strap Cableがあれば、ケーブルを内蔵していないモバイルバッテリーでも安心して購入できる。製品選択の幅を広げてくれる良い製品だ。

(製品協力:ティ・アール・エイ

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