3COINSで2750円の「ミニトイカメラ」、ノスタルジックに浸るのにちょうどいい写り 在庫復活の今が入手チャンス（3/3 ページ）

3COINSで人気のあった「ミニトイカメラ」が復活していた。売り切れるほど人気なのはなぜだろうか。その秘密を探るべく、実物を入手し、さまざまなものを撮影してみた。なお、価格は2750円だ。

[渡辺まりか，ITmedia]

フィルター撮影もできる

　せっかくなので24種類もあるフィルターからいくつか選んで撮影してみたい。

　フィルターを適用するには、静止画モードの状態で「左三角」「右三角」ボタンを押して選び、液晶画面に希望のものが表示された状態で撮影する。

リボン

ハートのフレーム

黄色のカラーフィルター。その他にグリーンやブルー、ピンク、ネガポジ逆転などもある

4分割

ミラー

　相手が人間であれば、ネコやクマのフェースフィルターでデコるのも楽しいだろう。

クマ

ネコ

動画撮影は本当にオマケ

　フルHD画質で最長10分の動画を撮影できるのであれば、ドラレコとして使えるのではなかろうか!?　と思い、胸のあたりに取り付けて撮影してみたものがこちらだ。

バイクで体にマウントしてみた。やはりブレる

　手ブレ補正がないため、ブレブレである。ドラレコとしては使えなさそうだ。

　では、手持ち撮影ではどうだろうか。揺れに注意しながらゆっくり歩を進めて撮影したものがこちらだ。

　バイクに乗っていたときほどではないにせよ、やはりブレる。ただ、セミの鳴く声などはよく捉えている。また、画質が粗いからか、懐かしさがありつつ、ホラーゲームの導入部分のような怖さもある。「使いようによっては面白いものを撮れるのでは……？」と感じた。

　3COINSミニトイカメラは、年々高画質化していくスマートフォンと異なり、独特な空気感を捉えるカメラだ。ノスタルジックな気分に浸りたい、人とは違う写真を残したいといったニーズにマッチするだろう。

電源オン時には「hello」と、オフ時には「goodbye」というアニメーションが背面液晶に表示される