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3COINSで3080円の「スマホ用レンズフィルターセット」を試す AI補正に頼らず“4種の色彩”を撮る(2/2 ページ)

3COINSの「スマホ用レンズフィルターセット」は、3080円で4種のフィルターが手に入る高コスパ品。反射を抑えるCPLや空を彩るグラデーション効果で、AI補正に頼らず“記憶の色”を再現できます。スマホだけでなく一眼カメラでも使える、表現の幅を広げる注目アイテムです。

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3080円でかなえる“思い出補正”

 撮影に出かけた日は、雲ひとつない快晴に恵まれた。しかし、こうした絶好の条件下でも、撮影した写真を見返すと「肉眼で見た空は、もっと深く澄み渡っていたはずだ」と、物足りなさを感じることがある。

 そんな場面こそ、このフィルターセットの真骨頂だ。まずは、空の青みを強調する「グラデーションブルーフィルター」を試す。

グラデーションブルーフィルター
グラデーションブルーフィルターを取り付けた

 装着の有無による差異は一目瞭然だ。

ビフォー
空は青いが、ぱっとしない
アフター
こちらはフィルターを取り付けて撮影したもの。思い出に近い写真を撮ることができた
ビフォー
やはりぱっとしない
アフター
フィルターを装着して撮影したところ、パキッとした青空を撮影できた

 水面の乱反射によって、水中の様子が視認しづらいシーン。ここでは、不要な反射をカットする「CPL(偏光)フィルター」が威力を発揮する。

CPLフィルター
CPLフィルターを装着した。CPLフィルターには、ブラインドのような偏光膜があるので、取り付けた後にフィルターを回転させて、好みの角度に調整する必要がある

 池の濁り自体を消すことはできないが、水面のぎらつきを抑えることで、投影された木々やカモの姿を克明に浮き上がらせることができた。

ビフォー
杭の下でコイが暴れているのだが何も分からない
アフター
コイの姿は見えないが、暴れて巻き上がった泥がよく見える
ビフォー
水面を泳ぐカモ。水面に光が反射しすぎているので、カモが目立たない(撮影:M恭秋、崎はたつさき)
アフター
こちらはCPLフィルターを取り付けて撮影したもの。光の反射が抑えられ、カモとその影をくっきり浮き上がらせることができた(撮影:M崎恭秋)
ビフォー
池の遠景。木の影が池の上で途切れている(撮影:M崎恭秋)
アフター
CPLフィルターを装着したところ、水面のギラツキが抑えられ、地上に生えている木の影が池の上にきちんと落ちている(撮影:M崎恭秋)

 夕焼け空を撮ったはずなのに、何となくどんよりしているだけ、ということもある。オレンジ色を強調したいなら、グラデーションオレンジフィルターを使おう。

グラデーションオレンジフィルター
グラデーションオレンジフィルターを装着
フィルターなし
こんなにどんよりとした夕暮れ時が……
フィルターあり
フィルターを通すことで、記憶の中にあるドラマチックな“焼けた”夕暮れが再現された

 最後に紹介するのは「クロスフィルター」だ。レンズ面を詳しく観察すると、光を拡散させるための細かな6本線が刻まれているのが確認できる。

クロスフィルター
クロスフィルターには、よく見ると6本線が入っている
装着した
クロスフィルターを装着した

 これを装着すれば、日常の何気ない街灯が、まるで豪華なイルミネーションのような光彩を放ち始める。

ビフォー
これが
アフター
こうなる
ビフォー
静まり返った夜の公園が……
アフター
クロスフィルターが生み出す光芒により、祝祭感のあるドラマチックな一枚へと一変した

 後加工の手間をかけず、シャッターを切った瞬間にこれほど“映える”のなら、撮影後すぐにSNSへ共有する楽しみも増えるだろう。

 本製品はスマートフォン用と銘打っているが、52mmのフィルター径に対応したレンズであれば、デジタル一眼カメラ等に転用することも可能だ。写真表現の幅を広げたいなら、ぜひ手に取ってみてほしい。

カメラにも取り付けられる
レンズのフィルター径が52mmであれば、一眼レフカメラなどにも取り付けられる

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