News | 2001年1月29日 06:45 PM 更新 |
エヌ・ティ・ティ ドコモとソニー・コンピュータエンタテインメント(SCEI)は1月29日,海外市場向けに,iモードとプレイステーションを組み合わせたネットワークサービスを共同で開発・事業化することて覚え書きを締結したと発表した。両社は昨年8月,プレステの人気ソフト「どこでもいっしょ」をiモードに移植することなどを発表している。今回の提携は,ドコモが進出する北米・アジア・欧州の各国においても,iモードとプレステを組み合わせたサービスを利用できるようにするのが目的だ。
海外でのサービスエリアとなるのは,米国(提携先:AT&T Wireless),香港(Hutchison Telephone),英国(Hutchison 3G UK),台湾(KG Telecommunication),オランダ(KPN Mobile),ならびにイタリア(Telecom Italia Mobile)。
NTTドコモとSCEIでは今後,1)各社が導入を検討しているiモードライクなモバイルインターネットサービスとプレステを連携させたアプリケーションを開発する,2)携帯電話とプレステを接続するインタフェースを開発する,3)プレステとゲートウェイサーバ,ならびにコンテンツプロバイダーのサーバ間のインタフェースを開発することなどを計画している。
なお,国内では昨年末よりサービスを開始する予定だったiモード版の「iモードもいっしょ」(仮称)だが,SCEIでは「今春には提供する」としている。
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